零の間03
報告書
腕輪もとい鎧型魔道具「アンクルシオ」
使用者は零の副班長、この班随一の熱血、これまた彼らの中核になる人物。
Summon Armorシリーズ(以下SAシリーズ)の初号機。
普段時は腕輪、鎧を「呼ぶ」ことでこの魔道具を装備できる展開型の魔道具である。
これは非常に高い防御力を誇り、生半可な攻撃ではダメージを受けず、毒等の特殊な攻撃も無力化もしくは大きく軽減できるだろう。
また、副武装として「ノインテータ」と呼ばれる槍が備わっており、これを主な攻撃手段として用いる。
ほか、使用者の身体能力と身体の治癒力を向上させる効果もあり、武器を持たず戦うことも十分可能である。
身体の治癒力が向上するといっても外面的部分だけであり使用者には大きく負担が掛かる。
ゆえ、並の人間が身に着けると死んでしまう恐れもある。被験者01と02には感謝と謝罪の念を・・・
また、適正があったとても長時間の使用は厳しく、体力の低下に伴い自動解除されるため、持久戦に持ち込まれると不利になることも。
素材となった魔物は素材となった今でも進化を続けているため、装着者によっては容姿を変えることも・・・、
どの魔道具とも相性を強制的に合わせてしまうため、「アンクルシオ」と並列してほかの魔道具も10割の力を出すことも理論上可能である。がそれなりのリスクを背負う覚悟があるなら、である
マテリアルは現適正者が使用したのち黄色に染まった。ナンバリングには003を使用した。
この先彼ら、そして魔道具の繁栄を願って。
.maker's 二代目班長
.maker's 霧の館の案内人 @hizakura1938
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。.maker'sの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます