三 この世界について

この世界は、人間以外にも違う種族がおるのじゃよ? それとお主の居た世界は、科学が進んでいるが、こちらの世界は、【魔法】と【魔力】が存在します。それとそちらの世界で言うゲームの様なステータスがあります。こちらのステータスは、個人で見れる物もあり、相手からも見る事が可能ですが、その場合だと見られている側の人の中身を見れるうえに、それによって悪さをする方々もいるのが、この世界でも残念な事ですが、それを無くしてしまうと善悪を拒否して否定する世界になり、独自の国家の様に、ただそれだと何の為に生きているのかが分からないと言う事にも繋がる訳です。それならきちんと【許可】と【スキル】により見える様にする事で、ある意味平等が取れる可能性もあり訳ですよ? 先ほど【スキル】と言いましたが、鑑定スキルとか生体スキルとか情報スキルと言う種類がありますが、【鑑定眼かんていがん】と言う特別なユニークスキルがあるのですが、これを持っている人は、居あの所いない感じですね、その為、これを探し回っている種族が結構いる事も確かです。どうしてと言う言葉が出てくると思いますが、この世界では、奴隷制度があり服従させる為に、本人の名前が正しくないと服従う出来ないと言うのが条件に、あてはまるわけですよ?そうなると絶対に欲しいと言う【強欲】が湧くわけですけど、そんな国にしてしまうと世界のバランスが取れなくなると言う事もあります。それならいっそう無くしてしまえばいいと言う事もあり、本人許可か眼鑑定の様なスキルがあれば争い事や憎しみが少し和らぐかと思い導入してきたのが、つい最近で言えば300年前くらいですね、それで世界から独特な悪が消えたような世界が出来ましたが、あるきっかけで復活する可能性もある為、二個のスキルのみが対応可能となってます。ちなみに、冒険者ギルドで作る身分証明書のランクカードは、レベルと冒険ランクは、ギルド内で共有できますが、自分の目に見えるスキル情報と名前くらいだけですね、ステータスのみで自分の全体が見られます。これが一般的な知識ですね、それで君には、人生を一からやり直すにあたって、どうしますか?


「種族とか選べるてことですよね?」


「はい、選べますよ?」


「ならこんな夫婦いたらそこの子供に転生したいのですが?」


「それと、戦争の様な事をしないような場所だと嬉しいです」


「それなら魔神都市が治めている領主が管理している村でいいかな?」


「あ、それでいいです。凄く自然がある方が好きなので助かります」


「それで種族は、何にするの? その村だと限られた種族しかいないけど?」


「えっと、魔王と女神の子供とかなれますか?」


「なれるわよ、丁度そろそろ子供が授かる所に、転生させてあげます」


「それと他の神々からあなた宛てに、加護のユニークスキルが付与されます。もともとあったユニークスキルは、そのままにしてありますので、大丈夫です」と笑顔で答えてくれる。


「それじゃ~ そろそろ転生しますが、魔法の件ですが、私の独断で見積もりますね、それでは、第二の人生を楽しんで下さい」と一言を言うなり僕の意識は、その場からふと消えていった。

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