二 永遠の狭間について
君は、過酷の人生を生きて来た様子だね、君が眠っている間に、記憶の中を少しだけ見せてもらったけど、今だそんな国があるなんておもわなかったよ? それでも実際に君は、ここに存在して、迷い込んで来てしまった訳だから運命とは、怖い物だね。それでも君の返事次第で、人生をやり直してみないか?
「人生をですか?」
そもそも人生と言う物に、ピンとこないのですよね、ただその場に言われて生きてきて最後に、自分の意志で行動できた事くらいしか出来なかったので、ただもし生き返れるなら変わった人生を歩んでみたいですね。僕は、正直に、目の前の少女に話しかける。
「了解じゃ~」と僕の右手を繋ぎ明るくて広い場所へ連れててくれる。
「そういえば、お主に、我の名前を言っていなかったな?」
「我は、デーア=アトランティスと申す」この永遠の狭間にいる管理者じゃよ? 見た目は、見たままじゃが、乙女の儂に年齢は、聞かんじゃろう?
「そうですね、そこまで頭が回らなかったので、聞きませんが……」と気にしていない事を伝えて、ここに来る前に居た世界についての話を細かく聞く事にした。
「デーア=アトランティス様は、僕の記憶を覗いたて事は、その後どのようになったかだけでも教えて頂けませんか?」
「うむ、少年よ?」
「我の事は、デーア様で良いぞ?」
「それとお主の肉体だが、こちらの世界で動けるように、治す際に少し弄ってあるぞ」
そうなんですか、なにからなにまで、有難う御座います。それで人生とは、どのようにやり直しが出来るのですか? そんな質問をデーア様に聞いてみる。
「そうじゃなぁ~」
「ここは、お主が住んでいた世界と違って、全く別の場所なんじゃよ?」
「じゃから、生まれ変わってもらう事と今後どうするか簡単で良いから話をしてくれると、我としてもたすかる」
そして、今後についてとこの世界についての話が始まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます