第5話 淋しくて、こわい

この小説サイト、カクヨムに登録してから10日ほどになります。


ここは自分が魂のままでいられて、他にも無数の書く魂があって。

やっと来るべき場所に来れたのだと、私の魂は喜んでいる気がしました。


日々の現実の生活の合間に、サイトにアクセスして、PV数を確認して、他の方の書くものを読んで、読んで、気に入った表現をメモして・・・


そんな時、ある方のエッセイを読んで、気付かされたのです。

書いたものを投稿するのはすごく勇気のいることだと。


ずっと感じていたことですが、言語化されると、ものすごい響き方で。

本当はすごく怖かったことに気付いて、涙が止まらなくなりました。


うん、うん。その通り。


どうしよう・・・投稿したものか、でも、まだやめておこうか・・・などと思いながら、エイッと投げて、でも誰も読んだ形跡がなかったらガッカリして・・・


ひとりでコソコソ、ヤキモキするばかり。


そんな歯がゆい思いを、すでに知り尽くしている先輩達もいて。

書き続けるように励ましてくれています。

たとえその文章が、ずっと以前に書かれたものだとしても。


その方が書いた時、出会えていなくても、時差があったとしても、今後も会うことはなかったとしても。文章には書いた人の思いも感情もすべて保存されるのです。


涙は魂の言葉だと思っています。


このサイトにアクセスするのは新鮮で、面白くて、ずっと私の魂が求めていたことだと感じていました。


でも本当は怖かった。淋しかった。ひとりぼっちで心細かった。

知らない場所で、誰も知らなくて、怖くて、泣きたかった。


輝きたいというシンプルな魂の願いを叶えてあげたいのに、私の光はあまりに弱くて、心もとない。


そんな自分の不甲斐なさに苛立って。

表面の意識では気付いていなかったけれど、魂の願いは実に切実でした。


でも先にいた人達は、強い光を放つ魂たちは、そんな思いも既に知っていて。

励ましてくれるんですね。


応援マークをつけて下さる方。

名もない私のフォロワー登録をして下さる方。


何気ない行為なのかも知れませんが、すごく、励まされています。

心あたたかくなります。


しんどい時もありますが、こんなに感じられる日々を見つけられたなんて。

もっと輝けるように、書き続けます。

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