第46話 アウトプット、ソノサキ


87歳の前衛アーティスト篠原有司男さん(ボクシングアートの人)がTVに出ていて、初めて詳しく知りました。この人の感じがすごく解りやすかった。


「どんなものが出来るか分からないんだよ。描きながら自分の中から引っ張り出す。その時がすごく面白いんだ。自分でも何が出てくるか分からない。それが楽しくてずっと続けている」


これがアウトプットなんだと思う。


「死んでもすぐ生き返ってもう一回やりたい」


すごいバイタリティー。こんなにエネルギッシュな87歳見たことないです。北斎も忌の際、90歳くらいの時に「あともう少し生きられたら、もっと上手く描けるようになる」と言ったらしい。どんだけ。


ぎゅうちゃん(有司男さんのニックネーム)の作品は、個性をそのまま形にした感じがします。本当にぎゅうちゃんの中から引っ張り出されてきたモノ。彼以外からは出てこないと思う。たぶん。



この何が飛び出すか分からない感じ、すごく解る気がする。それがすごく楽しいことも。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る