運命の日、その時僕は
ついに運命の日がやってきた。7月31日、僕の短い命の終わりの日。
白コンさんにアドバイスをもらったようにこの3ヶ月を今遊んでくれるユーザーに向けて全力を尽くしました。
「いよいよ今日だな。半年という短い間だったけど、ありがとうな。パパが、いや、パパ達がもっとちゃんとやってればこんなことにはならなかったはずなのにな。ほんとごめんな」
最後の朝食をとっている時にパパは僕に感謝と謝罪の言葉をくれました。その言葉に対し、僕はこう答えます。
「僕の方こそ、産んでくれてありがとう」
最後の朝食は菓子パンのはずなのに、すこししょっぱい味がしました。
運命の時が刻一刻と迫ってきます。
11時55分、僕は毎度のごとくスマートフォンを開きTubuyakitterのタイムラインをただ眺め続けました。
そして、ついにその運命の時、12時。タイムラインには次のつぶやきが流れてきました。
「SPA-uoyruys-をお遊びいただいているプレイヤーの皆様へ大切なお知らせです。本アプリはただいまをもってサービスを終了いたしました。長らくのご愛顧ありがとうございました」
サービスの終了、つまり僕の命の終わりを示しているはずでした。しかし、僕の体には何の異変も起こりません。一体どういうことなのだろう……。
そして、そのままTubuyakitterのタイムラインを眺めているとこんなツイートが流れてきました。
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