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 奈穂子から与えられた新たな嘘の可能性を、倫太郎は箱にしまって保管するように大事に扱った。お正月だし、ちょうどいいよと言われてから、四回ほど新たなお正月を過ごし、その間やはり、奈穂子は倫太郎に催促したり、進捗を確認したりすることもしなかった。

 B6サイズのノートを買い、職場の昼休みにトイレにこもって文章をいくつか作ってみたりもした。全体の構成はすぐに決まったし、結末までわかっていたから、後は書き出すだけだった。それでも、倫太郎は奈穂子の視線を気にして、結局さくらの嘘を作り出すことはできなかった。

 何故だろう。奈穂子にすべてを見透かされていることが、面白くなかった。ありがたいことのはずなのに、わずらわしかった。敵わないことが、自分の「夫」という立場にふさわしくない気がして、苛々した。愚かだ。わかっている。

 そのうち、奈穂子が内心呆れているんじゃないかと考えるようになった。いけない傾向だと頭ではわかっていた。それでも、奈穂子のなにげない言葉や仕草の中に、呆れや諦め、不満や非難を感じてしまう。それこそ、自分の作り出した嘘だ。それなのに、だんだんその嘘が、倫太郎の前にほんとらしく存在し始めた。

 さくらの話を書く、ということが、いつの間にか呪縛になっていた。それは倫太郎が奈穂子に与えられる数少ないもののひとつだった。約束したわけじゃない。義務ではない。奈穂子も、いっさい触れてこない。その、触れてこないことが、恐ろしかった。いっそはっきりと詰ってほしかった。

 奈穂子は、倫太郎に期待していない。そう思うことが、倫太郎を苦しめた。

 つまり、奈穂子のせいにしていた。

 倫太郎は、本棚に次々と現れる作家名の見出しプレートをただ目でなぞりながら、冷たい気持ちになった。昔……十代の頃だろうか、いつか、本屋や図書館に、自分の書いた本を並べられたら、この世界はどんなにか美しい色になることだろう、と夢想した。奈穂子はそこまで考えていただろうか。

 文章を書くこと自体は、苦ではなかった。さまざまな耳に心地いい言葉たちを使って絵を描くようなもので、出しては消し、後から戻って付け加えることのできる作業は、声に出して話すことよりもずっと易しかった。取り繕うことに関しては、年々長けていくように思えた。だが、奈穂子に語って聞かせたという話の筋は、倫太郎にとって魅力的なものではなかった。そのことが、作業を続けられなかった一番の理由ではないだろうか。

 何故自分を養父になぞらえたのだろう。自分が欲しかったのは、さくらの恋情などではない。ただ、必要とされたい、一緒にいたい。それだけだ。どうしてそれを、安っぽいロマンにしてしまったのだろう。育ての親に恋をするなど、美しいどころか普通に考えれば気持ちが悪い。

 奈穂子はさくらの話を嘘だと言った。そうだ。嘘だ。それは、倫太郎が慣れ親しんだほうの、嘘だ。

 倫太郎の中にある、外に出しても真実になりうる記憶と感情。奈穂子が欲していたのは、そっちだったんじゃないのか。

 倫太郎は、勉強以外のことで高い評価を受けたことがなかった。大学時代にいくつか書いた習作も、読んでくれた友人の歯切れの悪い感想と、消え入りたいほどの恥と、自分を受け入れない世界への憤懣しか生み出してくれなかった。

 書くことは、自分をさらけ出すこと。裸で外を歩くこと。自分の中にある、およそ褒められたものじゃない成分を、無理やり剥がして外に吐き出すこと。

 三十路を過ぎて、世界を呪いたくはなかった。この世界はただ在るだけで、いちいち人に評価など下さない。人を評価して裁くのは、人間だ。人間の集まりである、社会だ。そう、社会。呪うべきは社会。自分を受け入れない、社会。

 自分が作り出し、差し出したものは、社会の爪で弾かれる。倫太郎には、主人公にふさわしい名前がない。装備もないし、武器もない。良き理解者も、先生も、ガイド役も。

 社会は、何を欲するのだろう。どういう人間を必要とし、崇め奉る? たった一回でもいい。社会の手で掬い上げられ、社会の口から賛辞が欲しい。ただ、社会は嘘に厳しい。小手先の技術や言葉だけでは、勝負できない。

 倫太郎の中にある、本当と名付けられる何かを、飾らずに外に出さなければならない。

 だが、自分の中に何があるのか。外に出すべき価値のあるものが何かひとつでもあるだろうか。

 倫太郎は整列した本の背中を指でなぞった。半分以上は、死者の言葉だ。彼らは社会に受け入れられた。そのおかげで、国を越え、時代を越え、倫太郎にその言葉を伝えることができる。彼らは、勝者だ。本という形で自分という生きた存在を死後も残すことができたのだ。体が朽ちても、そこから生まれた言葉は顔も名前も知らない人々に読まれ、受け継がれ、その体内で新しく生きることもできる。

 ふと、ガリヴァー旅行記の文庫本が目に留まった。倫太郎は、それをなんとなく本棚から引き出した。小学生のときにとても好きで、何度も読んだ本だった。フウイヌム国の話が一番好きだった。徳の高い知的な馬、フウイヌム。すべての動物に毛嫌いされている、人間そっくりの醜いヤフー。ヤフーと自分は違うのだと、馬のご主人に必死で説明する主人公の姿に自分を重ねた。主人公のガリヴァーはフウイヌムに感化され、フウイヌムであろうとしたが、ヤフーは追放しろとの会議決定でそこを去らなければいけなかった。ヤフーの世界に戻ることを拒否し無人島で暮らすことを願うが、ポルトガル船に見つかって家に帰る。家に帰っても、妻と寝室を共にすることを拒否し、馬を買い、馬小屋で寝る。

 大学の講義の一端でこの作品に再会したとき、倫太郎は改めて子供向けではない、初版とされるフォークナー版に基づいたそれを読んだ。子供向けの本にはない尾籠な描写や、ガリヴァーの出版の意図などが付加されていて、興味深く読むことができた。

 ガリヴァーはフウイヌムと対話を重ねるにつれ、その世界に嘘や欺瞞が存在しないことを知る。裏切り、賄賂、お世辞、それに傲慢と虚栄。そういったいわゆる悪徳が、いっさい存在しない世界。その悪徳にまみれて尚それを良しとするヤフー―― 人間の世界への啓蒙を目的として、ガリヴァーはこの旅行記を出版する。だが、ヤフーを唾棄し、その計画を「幻を追う」ようなものだと結論づけたガリヴァーは、自分自身がヤフーであることをこの上なく理解しながらも、ヤフーの作った世界への帰属を最後まで拒否する。それは、他のヤフー―― 人間にとっては、異常なものでしかない。

 人間の世界とフウイヌムの世界の間にあり、どちらにも属することができない、異常な存在。外側をぐるぐると回り続けることしかできない、浮いた玉。それは倫太郎とよく似ていた。

 倫太郎は、この世界にあるさまざまな抽象に対し、それを色づけして把握することがままあった。国語は赤、算数は青、理科は黄色で社会は緑、といったものから、曜日、方角、教室のざわめきや雨の匂いに至るまで、それらはさまざまな色となって倫太郎の中で意味を結んだ。その意味は、言葉に至らなかった。奈穂子のバニラホワイトの声も、この癖が出たのだった。

 倫太郎が手に取る本たちにも、各々色があった。それは読み終わると匂うように立ち上がるもので、読み始める前は無色なのだった。倫太郎が好んだのは緑や青色の寒色系の本だった。それらは読みやすく、心に優しかった。だがたまに赤い本が現れることがあった。ガリヴァー旅行記も赤だった。赤い本は数は少なかったが、その読書体験を絶対に忘れられないものにする力があった。他に赤色をした本は、エンデの「はてしない物語」や、カフカの「変身」などだった。

 高校のとき、選択科目で美術を選んだ。そこで初めて油絵の具に触れた。さまざまな色の名前の中で、倫太郎が本に感じる赤色はカーマインという色なのだと知った。緑はカドミウムグリーン、青はセルリアンブルーだったが、もちろんその枠をはみ出る作品たちもたくさんあった。アリスはコバルトバイオレット、銀河鉄道の夜はプルシアンブルーといった具合に。

 そうしてそれは、たびたび人にも及んだ。奈穂子はその声の色からバニラホワイトだった。バイト先の店長はカドミウムイエローで、弟の幸太郎はイエローオーカー、父はジンクホワイト、母はヴァンダイクブラウン。

 ただ自分だけは、三十路を過ぎても無色のままだ。

 倫太郎は、長らく自分がどういう人間なのかわかりあぐねていた。客観的な意見をぜひ聞きたかったが、周囲の人間にも倫太郎という人間はどうも不可解な生き物らしかった。中学生のときに動物占いというものが流行り、クラスの物好きな女子が全員分の誕生日からそれぞれ何の動物か割り出し、相性を見て盛り上がっていたことがあった。一人の男子生徒が倫太郎含む何人かの動物を聞き出し報告してきたが、倫太郎の結果とその大体の説明において、他の男子生徒のそれとは比べものにならないほどに話題にならなかった。皆がぴんときていないのがわかった。「おまえそういうとこあるよな」などといかにも楽しそうな会話に、倫太郎は全く加わることができなかった。その結果に当人も周囲も、納得も不服も表せなかった。

 自分がどういう人間で、どういうキャラクターなのかわからなかった。わがまま、自信家、乱暴、お人好し、そんな言葉で形容されることのできる同級生がうらやましかった。彼らには明確な色があった。他人から見ても、おそらく当人から見ても、わかりやすい色があった。倫太郎は透明だった。よく一緒に行動を共にした男子生徒がいたが、複数の教師や友人が倫太郎のことをその男子生徒の名前で間違えて呼ぶことがままあったのは、彼の色を借りているからだと考えた。影が薄い。存在感がない。倫太郎を形容できるのは、そんな透明な言葉たちだけだった。

 だから、奈穂子に「臆病者」と言われたのはとても新鮮だった。「ばか」とか「最低」とか「短小野郎」の類の、喧嘩の際の単純な罵り言葉ではない。倫太郎にはっきりと、世界の一端を彩る色を与える言葉だった。

「ねえ、俺ってどんな人間」

 結婚して最初に迎えた春の、暖かな夜だった。明かりの消えた部屋は、月の光か街灯か、窓の外から侵入する少し冷たい光によって青くなっていた。

 布団の上で、奈穂子は枕を抱えてうつ伏せになっていた。そうねえ、と言って倫太郎から視線を外し、少し考えるように唇を薄く開けた。

「いい加減な人。なんでもやりっぱなし、忘れっぽい、危なっかしくて見てられない」

「何それ。悪口?」

「違うよ。正直に言っただけ。事実だから。ねえあたしはどんな人間?」

 逆に聞かれて、倫太郎は奈穂子のまっすぐな視線から逃れるように天井を見た。窓のカーテンから漏れ入る月か街灯の明かりが、四角い模様を作っていた。

「優しいかな」

「ふん、まあね。それから?」

「かわいい」

「ん? それ、褒めてる?」

「褒めてるよ。奈穂子はかわいい」

「嘘じゃなくて?」

「嘘じゃないよ」

「年上にそういうこと、言う?」

「年は関係ないよ」

「あらそう。で、リンは、どんな人間だって言って欲しいわけ?」

 その言葉に倫太郎はしばらく何も言えなかった。

「どんな人間って……それがわからないから、聞いてるんだよ」

「そう? そんなこと知ってどうする? ていうかわかってるでしょ、自分のことなんだから」

「わからないんだよ。昔からずっと、わからなくて……困ってるんだ」

 ふふ、と奈穂子は笑った。

「そうかな。自分の中に答えがあって、それを言ってくれるのを待ってるんじゃないの。賢い、面白い、発想力豊か、行動力抜群、そういう類の言葉を」

「答えなんかないよ。見つけて欲しいんだ、誰かに」

 誰か、という言葉を、わざとゆっくり言った。それに気づいてか、奈穂子も同じように言った。

「誰か、なんかに見つかるわけないじゃない、そんなもの」

「どうして。奈穂子は自分のこと、わかってるの」

「さあ、そんなの知らない。どうでもいいの。だから、嘘をつく」

「嘘?」

 倫太郎はどきりとした。

「そう。自分に嘘をつく。明るくて仕事ができて周囲の人間の信頼も抜群、年下の夫に甘えられる包容力もある妖艶な美人って。そうするとそういう人間になる。自然と、なる」

「嘘だ」

「嘘だよ。でも自分でそう思ってるのは勝手でしょ。自分がわからないって言って悩んでるよりよっぽど健康的じゃない。こういう人間になりたいって思う。そうするといつの間にか、なってる。リンも実践しなよ。どういう人間になりたいの?」

 倫太郎は、そのまま答えることができずに寝てしまった。どういう人間になりたいか。そんなこと考えたこともなかった。真坂倫太郎として生まれてきてしまった以上、そんなものは変えられないと思っていた。性格、環境、仕事、人間関係、金銭事情、そんなものは与えられてしまったら自分でどうこうすることはできないのだと、思い込んでいた。

 奈穂子は看護学校に行くよう親に言われていたが、奨学金で大学を卒業した。実家から通える範囲で就職しろと言われたが、主に東京で就職活動をし、内定先の会社の東京本社に配属されたため家を出た。倫太郎にはない発想だった。親に反抗すると、嫌な気持ちになる。結局は自分が間違っているのではないかと始終不安に陥る。失敗したら、それ見たことかと罵倒される。成功が保証されない限り、そんな大胆なことはできない。

 倫太郎は静かに息を吐いた。どういう人間になりたいか。そうではない。倫太郎は既に、倫太郎だった。卑下しながらも、自分自身を全く嫌いになることはできなかった。持って生まれた色はあるはずだと思いながら、色を塗ってくれない世界……社会に、唾を吐いていた。

 倫太郎は、自分はもう十分に持っていると、意識しないながらも、心の底でずっと信じていた。それを見つけるべき人がいないこと、恵まれないことに、不満を持っていた。親という、倫太郎の人生の責任を何ら取らないガイド。すべてをその親のせいにしていた。その親に代わって自分の道に関わってくれる何かを、探し求めていた。

 奈穂子は、倫太郎の道に関わろうとしてくれた。だから「ちょうどいいじゃない」と提言してくれた。奈穂子の人生に、自分は一体、どのように関われただろう。

「それ、借りるんですか」

 急に、背後から声がした。倫太郎は辺りを見回して、人がいないことを確認してから振り返った。

 倫太郎を見上げていたのは、長い黒髪を後ろでひとつに結わいた少女だった。黒いワンピースから生える手足は白さが際立つ。子供の年齢というのはよくわからないが、小学校高学年か、中学生くらいだろうか。幼い、とは言えないし、かと言って大人とは呼べない、アンバランスな危うさ。

「借りるんですか? それ」

 少女は再びそう言って、倫太郎の顔から手に視線を落とした。言われて倫太郎は自分がガリヴァー旅行記の文庫本を手にしていることを思い出した。

「ああ、これ」

 倫太郎は咄嗟に考えた。なんとなく手に取っただけだし、そもそも図書館カードを持っていないのだから、答えはひとつだ。

「……借りるよ」

 言ってからその意味に気づき、倫太郎は頭を抱えたくなった。

 まただ。また、嘘をついた。自分の最初の選択は「借りないからどうぞ」と渡すことだったのに。新たな選択肢が出てくると、それをひらめいたことに意味があるのではないか、自分が最初に下した判断よりもそちらのほうが正しいのではないかという根拠のない思いが生まれ、試したくなってしまう。悪い癖だ。思えば、奈穂子の前でもこの悪癖を繰り返してしまったかもしれない。そのたびに笑い、許してくれる奈穂子の姿を自分への愛情だと変換してしまっていたのかもしれない。

「そうですか」

 少女は表情を変えずにそう言うと、早足で歩き去った。倫太郎はそのあっけなさに、しばらく立ち尽くして少女の去って行った本棚の角を見ているほかなかった。

 倫太郎は、手の中の文庫本と、それが収まっていた本棚の小さな隙間を交互に見た。借りる、と言ってしまった以上、この本をここに戻すのは不誠実だ。だがあの少女は去った。そっと戻して棚に隠れるようにしながら出口まで辿り着けば、何も問題はない。しかし嘘から生まれたもやもやが消えてくれなかった。

 倫太郎は小さなため息をつくと、文庫本を携えてカウンターへ向かった。小学生くらいの頃から時折感じる、誰かに見られているような妙な緊張感。なんとなく「神」と名付けたそれは、実にどうでもいい局面に現れて倫太郎に誠実な行動を求める。直前に発した言葉を体が裏切るのは、気持ちが悪い。

 煤けたような、ぼんやりとした青色のエプロンをつけた女性の図書館員は、身分証明書があるか倫太郎に問うた。どきりとしたものの、財布に免許証が入っていることを思いながら頷き、ポケットに手を伸ばした。図書館員は事務的な態度で倫太郎のすぐ後ろにある記帳台を指し、カードの申し込みをするように言った。

 カードの申込書は、氏名、住所、生年月日、性別を記入するだけのきわめてシンプルなものだった。紙はカナリア色だった。もういなくなってしまったが、昔職場に、レモンと赤の二羽のカナリアがいた。グレープフルーツのような健康的な色味で、倫太郎はその鳥かごを「フロリダ」と名付けていた。日本を出たことがないから本物のフロリダがどんなものかわからなかったが、職場のフロリダの空気は陽気で乾いているように思えた。倫太郎はそこに、太陽を感じていた。

 そのせいだろうか、フロリダは人を惹きつけ、レモンと赤はそれぞれ別の客に買われていった。あの二羽が揃ってこそのフロリダだったのに、と倫太郎は落胆した。フロリダだった鳥かごは白巻毛カナリアの展示場となり、一気に温度が下がってしまった。それはそれで美しかったが、倫太郎はフロリダのほうが好きだった。夏は嫌いだが、実際のフロリダの夏はきっと素晴らしいものに違いない。セミもいないだろう。

 免許証と申込書を渡すと、図書館員は少し待つように言い、五分程で水色のカードが倫太郎の持ち物に加わった。

「それ、借りるんですか」

 そう言われたのは二度目だった。倫太郎は手と一体化し始めていた文庫本を「はい」と差し出した。視線を感じたような気がして、図書館員がバーコードを読み取る間に素早く後ろを確認したが、彼女の姿はなかった。

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