タイトルのない詩(うた)
金曜日に職場の人が「THE ALFEEのライブに行くから半日で帰る。もうドキドキ」のうれしい話しを聞いた。
自分はというと仕事を終えると様々な手続きのためにバスで急いだ。
時は春まっさかり!手続きを終えると花畑のある公園へ向かった。
家で猫が待っていることは重々承知であるけれど…。
ベンチに座る。
隣のベンチに外国の人らしき青年が座っていた。
「こんにちは」と声をかけると、どうも日本語がほとんど話せないのかスマートフォンの翻訳機能を使って話し始めた。
福岡から大阪、京都を経てここに来たとの事。
しばらくお互い翻訳機能を使いながら話し、夕食時間帯であるため一緒に歩き食事をした。
またまた翻訳機能を使いながら話した。
「出会いは奇跡!という言葉が好きです。何分か遅かったり早ければ出会えていないから」の言葉に深くうなずいてくれた。
猫を飼っている話しに、弟とゴミ箱から拾った猫を2匹飼っていると写真を見せてくれた。
猫の名前はスペイン語でNena、赤ちゃんという意味だと教えてくれた。
連絡先も聞かないし教えなかった。
だってね、それでは奇跡の出会いではなくなるというのが自分の論なので…。
広い空の下で出会う奇跡。
ベンチに座った公園の花畑は心の中で咲き続けるでしょう。
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