偽悪少年と偽善世界
高い高いビルが建ち並ぶ この街で僕は一人
本当の自分を見せないまま 本音を引き出しにしまっていた
あれをしろ あれをするな これをしろ これをするな
大人たちは言う 将来のためだと
本当はどうなのだろう
結局は自分の事しか考えて無くて
人類平等 その名の下に みんな誰かを嫌って生きている
もしもこの世界が偽善だらけなら、僕は悪者と呼ばれてもいい
せまいせまい部屋に閉じこもり そんなことを考えていた
本当の仲間を見つけないまま 本音を押し入れにしまっていた
あやまちを くりかえし 後悔も なくなることはなく
未来を見ずに 過去を憎んで
孤独に浸っていた
結局は狭いことばかり気にして
人類平等 その名の下に 僕も誰かを嫌って生きている
もしも僕自身が偽善だとするなら
僕を本当の正義で助けてくれ
結局は独りがさびしいだけで
人類平等 その名の下に みんな誰かを求めて生きている
もしもこの世界に飲まれそうなら
僕がこの手を差し伸べてみよう
いつまでも、嘘つきな僕たちへ
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