「全て終わる」

全てが終わります。

人生も終わります。

恋も同時に終わります。

いずれか、終わりはくるものなのです。

この話にも終わりがあります。

その長さは、人によって違いものによって違うのです。

それでも、終わらないものもあって、

全ては勝手に終わって行くものばかりではないのです。

四季は、私たちを置いていくというのに...

昨日共に笑いあった友は置いていかずそこで微笑んで待っている。

時間は、私を追いかけ咎めるのに...

夢は、私の前を見据えて手を差し伸べてくれる。

近視の人のように近ければ見えない周りを

私は百歩進んで見る。

ああ、こんなにも多くの人が居たのだ。

私は、やはり人の子であり化け物ではないのだ。

そういって、お前をこの手でしっかりと抱いて生きたいのです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る