言えなくなった
言えなくなった。
ただそれだけそれだけで突き放された私の心。
私の価値は、表現力と独創性なだけで他は平均的。
なん価値もないものに未来はないのか?
個性か?個性が欲しいのか?
ルックスか?ルックスが欲しいのか?
知らぬ間に、ここまで来てしまったのなら恨もうかな
誰を、羨ましく思おうか
あなたか、あなたか、あなたか
すべてに嫉妬して歌うあなたか
まぁいい。笑うがいい!!
見捨てられた私を!!
まぁいい。笑うがいい!!
羨ましくて右手を強く握る私を!!
それで、言えなくなったのです。
何も言えなくなった人形さん売れ残りいつの間にか消えたお人形さん。
何も書けなくなる前に。この個性の火を失わないように...
ここに書かせてください。
ここに詠わせてください。
ここに声を消えた声を乗せてください。
少なくとも、見捨てられた私は救われるのでしょう。
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