野生解放...?
なんだ?このロボット、敵ではなさそうだけど...
「俺の名前はショウ、よろしくね。えっと...ラッキービースト...?」
「ラッキーデイイヨ」
「じゃあ、よろしくラッキー」
「ヨロシクネ」
結構時間が経ってきて、暗くなってきたな。それに眠い
「ラッキー、何処かに寝床とかない?」
「寝床ハナイケド、寝ルノニ最適ナ場所ナラアルヨ、着イテキテ」ピコピコピコ
...確かにここは寝るのに良さそうだな、床はコンクリートみたいなやつだけど、土や草だらけの床じゃないだけましか。
「ありがとうラッキー、ここで寝るとするよ」
「ウン、オヤスミ」
...
.........
..................
ピピピピピピピピピピ
ん...目覚まし機能もあるんだな、ラッキービーストは
「アワ,アワワワワ」
なんだ?なにか慌てているような気がする、とりあえず目を開けて起き上がるか...ッ!?
「ま、まじかよ 囲まれちまった...!」
おいおい、ここは最適の寝床じゃなかったのかよ、しかもこいつ等俺の時代を襲った奴等じゃねぇか...だいぶ形や大きさは違うけど
「おい!ラッキー!こいつ等は一体なんなんだ!?」
「アワ,アワワワワ」
駄目だ、とても聞ける様子じゃないみたいだ
とりあえず、落ち着いて整理しよう
俺よりも一回り大きいのが3体、小さいのが2体そいつ等が俺達を囲っている状況か、逃げたいところだが逃げれない。小さい奴を狙いたいが倒してる間に大きい奴に押し寄せられたら逃げれる自信がない、ということで狙う奴は大きい奴、倒す方法は...いや、今は逃げるのが目的だ、この木刀で目潰しして隙を作り逃げよう
「喰らいやがれ!目潰し!」ズプン
よし!攻撃が成功...ッ!?こいつ効いてない!?むしろ俺が飲み込まれていっている!
早く脱出しないと...ッ!?駄目だ...だんだん...飲み込まれて.........くそッ......俺はもう...死ぬのか
...
......
...............いや...!まだだ!こうも簡単に死んでたまるか!未来が救えなくなる!まだ足は地面についている!ここから見える限りこいつの背中には石がある、これがこいつの弱点ならば...!地面に足を蹴って、突き進んでやる!!
「オラァァァァァ!!」パッカーン
た、倒せた!いや、喜んでる場合じゃねぇ!
「逃げるんだよ~ッ!ラッキー!」ガシッ
はぁ、はぁ、はぁ、なんとか逃げ切った
しかし、奴等は一体何者なんだ?
「改めて聞くけど、奴等は一体なんなんだ?」
「アレハ、セルリアント言ッテ、無機物二サンドスターガ当タッテ、誕生スル生物ナンダ」
「サンドスターって何?」
「サンドスターハ火山カラ噴火シテ出テクル物ナンダ。サンドスターハセルリアント同等マダ謎ガ多インダ」
「火山って何処にあるんだ?」
「ジャングルちほーダト火山ガミエナイネ。見タイナラこうざんカラ見レルト思ウヨ」
「キャーーーーーッ!!」
「ッ!?ラッキー今のは!」
「今ノハ、フレンズガセルリアン二襲ワレタカモシレナイネ」
「なっ!?」
次のちほーに行く途中に色んなフレンズにあったけど、セルリアンなんていなかったはずだ!何処から湧いて...朝の奴等か!俺のあとをおっていたのか?
「今から助けに行く!ラッキーは近くにいるフレンズを避難させてくれ!」ダッ
「ピピピピピ」
...
叫び声からするとここだったはず...いた!フレンズも近くにいる
「助けに来たぞ!大丈夫か!?」
「私達は大丈夫だけど...タスマニアデビルが...」
こいつ...!フレンズを...こうやって俺の友達や家族や皆を補食して、俺は...未来みたいに...このフレンズを...失いたくない!!
「なんだ?体が軽い...?しかも、少し光っている?」
ラッキーが居ればどういう現象かわかるけど
まあいい、今は俺はこいつを倒しタスマニアデビルを助ける
ヒュンッ
「っと、その触手でフレンズを捕まえ補食しているのか?だったらその触手を全て斬ってやる」ズババババッ
こいつ等には痛みがないのか?まぁなにもできなくなったところで後ろに回り込んで
「これで終わりだ!」パッカーン
「タスマニアデビル!起きて!」
「...ん?エリマキトカゲ?オカピ?確か俺はセルリアンに襲われて...あれ、その後どうなったの?」
よし、なんとか無事みたいだな。しかし本当になんだったんだ?あれは...
「ボスに連絡を受けて来てみれば終わってたか」
「...?あなたは?」
「ああ、紹介が遅れたな。私はヒグマ、よろしく」
「ああ、よろしく ヒグマ」
「しかし、お前何者だ?かばんと同じヒトでそれに野生解放までできる、そんな奴ははじめてだ」
「野生解放...?」
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