詩？

ハル、ハル、ハル、ハル、

遠い国へお前が売られた朝

週刊少年××××××を読んでた

この巻頭のやつ来月には単行本出るのに

立ち読みで済ませりゃいいのに

光の国で俺も奪われてる

週刊少年××××××なんか読んでるから

この巻頭のやつ画風がオシャレでバンドデシネみたいで

外人にウケんじゃねえかって見立てだけどお前はどう？

息を殺しちゃいけないこと知ってた？

巻頭でも巻末でも遠くても近くても

鏡を見てみろ

★にんのようになめらかな頬

お前★んでるよもうそれ

お前★んでるよもうそれ

お前★んでるよもうそれ

もうそれは★んでるよ

それは

それは春が来て夏に爛れて秋に仆れて冬に燃やされて

「灰になるための今日の労役に唾を吐いて早く★ね」でした

伝えることがたくさんあったな

教わることが★ぬほどあったな

聴こえやせんのは似た春どうしで

なのに似てない生き物だからか？

俺たちゃ怪獣

（うなれ光線

　（血を吐いた

　　（うつろな眼でほほえみ

　　　（はかなさに涙を流し

　　　　（鏡の彼方に惰弱な手つきで

　　　　　（生存者が白旗を振る

光の開花を伝える朝です

（黒い春です

　（窓の外では黒い桜が鳴ってます

（窓を閉ざして雨音ふさいで

　（マンガばっか読んでる木曜日、、、、