「ニンゲン」の中で少年だけが周りと違う。そんな中で、少年は「トモダチ」を作り、やがて街の外に興味を向けるようになるが……。確かな筆力で綴られる、児童書のようであり、同時にどこか退廃的でもある不思議な世界観の作品です。雰囲気が好みでした。