第5話 日記の事実と機械魔

「ハイレ」

外見は岩を内側から掘った感じの家みたいだが、中に入ると外見とは全く違った風景が広がっていた。

「こいつのおかげで早く作れたんだぜ!」

と、隣にいた猿が自然的な腕輪...機械魔を見せて言った

思わず、自分の機械魔も見てしまう。

「イツマデツッタッテイル。ハイレ」

「あ、あぁ、ごめん」

中に入ると外見とは裏に、野球のドームのような広さを持っていて、そのど真ん中に直径3mほどの巨木の切り株が置いてあり、石を棒に巻きつけたハンマーのようなものなどが置いてあり、それを囲むように、天の光を浴びて神々しく(こうごうしく)水色に輝いている液体があり、さらにそれを囲むように、つぼを逆さにしたような石の机と椅子のセットが丸く囲んであり段々とある。

「すげぇ......」

「''キカイマケンキュウジョ''ダ」

「キカイマケンキュウジョ?何かするのか?」

「機械魔研究所は機械魔はまだ作られたばかりに等しいから、未知の可能性を秘めいてるかもしれない...そんで...」

「ちょっとまった!」

慌てて口を開く

「作った人でもわからない事があるの?よくわからないんだけど。そこんとこ。」

と、聞いてみると

「キカイマハ、オレガツクッタ。コレハタシカダ。ダガ、コノキカイマ、シゼンノチカラ...キカイマスイゲンノコトダナ...」

と、不猿は切り株を囲んでいる、液体を指す

「コレラヲトリイレ、アラタナルチカラヤカノウセイをシヨウシャニアタエル。ソレハツカイテニヨッテカワッテクルガ、マダキソクセイガワカッテイナイ。」

「そこで、ここで研究するわけか、機械魔を」

「ソウイウコトダ。ヨミコミガハヤイナ」

再び不猿は歩き出し、階段を下る

ここで

「オマエタチハサギョウヲツヅケテクレ。コイツトイチタイイチノハナシヲシナイトイケナイ」

「わかった」

不猿の連れ?の猿は階段を上って何処かへ行ってしまった

「.........アッタ」

扉に機械魔を不猿がかざすと

[ガチャ]

と、気持ちがいい音がして扉が開いた

「ハイッテカラ...キカイマヲカセ」

「うん。わかった」

と、言ったはいいものの...

















外し方が分からん








これは?

腕輪のベルトの部分が切れる絵が書いてあるボタンがあった

カチッ

スッポォゥン

ベルトの部分が機械魔の目立つところに収納された

不猿はそれを受け取ると機械魔水源と思われる池に投げ入れ椅子を2脚持ってきて座れせてくれた

「オマエハ、アノニッキヲヨンダンダロ?」

と、突然言われ、ハッとする

「そうだけど?読んじゃいけなかったとか?」

「イヤソウデハナクテナ...ニッキノヒニチノカンカクガ、オカシイトオモッタコトハナイカ?」

確かに、あの日記は日にちがものすごく飛んでる気がした。これは確かだ

「そういえばそうだな...どういうこと?」

「オマエタチノイチニチハ、コッチノホウダト、イッカゲツナンダヨ」

「そういうことか」

今ここで理解できた

「サテ、ハナシヲモドスガ...」

「アノニッキハ、ミライヘノキュウナンシンゴウトオモッテホシイ」

「え?」

「ニッキ、ミタダロウ」

「あーどんどん周りが分からなくなるやつだっけ?」

「アァソウダ。」

「デ、ヨビダシタリユウハソレニカンケイスルンダ」

「つまり?......」



















「オマエノ、キカイマハ、オマエニ、''ウンメイヲクツガエスチカラ''ヲアタエタンダ」

「え?ウンメイヲクツガエスチカラ?」

「ソウ、ウンメイヲクツガエスチカラダ」

これ、ただこどじゃ無いぞ...

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