第18話  睨み合い

 ラブコメ軍の私小連隊長も文豪軍曹もトム隊長も元々平和主義である。シテン隊長のみやや好戦的な性格をしているが、それでも自ら攻撃をし始めるということはない。


 五大勢力側も、膨大な戦力を持っていたにもかかわらず新防御システム『ノベル0 Ⅱ』によって約十分の一にまで激減してしまった戦力では、総攻撃を中止せざるを得なかった。


 結果、両陣営は対峙したまま相手の隙を探るという、睨み合いの態勢を続けることとなる。

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