第4話 薄明りの正体
文豪軍曹の派遣した斥候は、その薄明かりの正体を確認すべく、まだ薄く残る霧の中を用心深く進んでいった。
ここで見つかってしまっては、元も子もない。敵に自軍の所在を知られてしまうことになる。それだけはなんとしても避けなければならない。冬咲隊員と牧村隊員は極度に緊張しながらも慎重に探索を続けた。
その慎重な行動が功を奏したのか、薄明かりの正体を突き止めることができた。
予想通り異世界侵略軍の大軍である。
幸いなことに、まだ先方には気付かれていないようだった。
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