第2話 コウモリはお好きですか?
『対象....No89....名称不明.....。
データを読み込み中.........。
.............ロード完了いたしました。』
「.......本当にコウモリになってるな。」
俺の身体の数十倍はある鏡に映る姿を確認しては溜息をつく。
俺は天に召されたはずだったのが...一体何がどうなっているんだか...。
「死後の世界...じゃないよな?どう見ても....
屋敷...か?ここ...。」
俺が目を覚ましたのはどこかの貴族が住んでいそうな高貴っぽい部屋であった。
それも誰かの個室...みたいで...。
ドレスなどの衣装があちこち散らかっており
持ち主の性格が現れている。
『Hello!』
そんなことを考察していると...
突然女性の陽気な声が響いた。
「は、はろ...?」
『元気がない!大きな声で!』
「ハッ、ハロー!って....あんた誰だよ!?」
.........声はたしかに近くでしているのに姿が見当たらない。
一体どこから声を出している.....?
『探しても無駄ですよ?
私に実態なんてないのですから』
は...?こいつ何言って...。
『身体がないと言っているんですー。
というか...早く隠れたほうがいいですよー?
彼女に...見つかっちゃいますから。』
「彼女...?一体どういう_____」
ガチャッという音が響いて扉が開かれる。
そこには恐らくこの部屋の持ち主であろう....
ドレスを着た少女が立っていた。
少女は扉の目の前にいる俺を発見すると.....
数秒間の静寂が流れる。
「か.......」
か...?
「可愛いですわぁっ....!」
と言って少女は俺を掴むと高々と掲げ上げる
「ゴフッ!?」
力強ッ!?ってゆうか...これ何本かいかれた...
....このままじゃ....間違いなく身体が真っ二つに折れる。
一刻も早く抜け出さないとまずい...
俺は身体をよじって彼女の手から抜け出そうと試みる。
「あ...ちょっと!?暴れちゃダメですっ!」
彼女の手の力が強まっていくのを感じる。
まて....いま力を強くしたら_____
"ボキッ"
2人「あっ........」
to be cotenewed....?
日食 yu_utu @ryu8989
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。日食の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます