血塗れ竜と食人姫
作者さま:九尾珠
キーワード:ヤンデレ バトル 修羅場 残酷描写あり
あらすじ
殺し合いを見世物とする囚人闘技場にて、王者として君臨する少女「血塗れ竜」。彼女を筆頭に複数の女性から好意を寄せられる青年「ユウキ」の運命は……?
感想
出てくるのがみんな高戦闘能力のヤンデレ。迫力の戦闘シーンと熱すぎる4人のヤンデレたちの想いが魅力。
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なんで、あんな奴が、ユウキと仲良さそうに話していたんだろう。
ユウキはわたしのなのに。
話し相手なら、私がいくらでもなってあげるのに。
難しい話は苦手だけど、ユウキの話なら聞いても眠くならないから大丈夫。
私は、ユウキのためなら何でもできる。
ユウキが褒めてくれるなら、皇帝陛下だって殺してみせる。
だから、ユウキ。
私だけを、見て。
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踏み込み、大上段からの一撃。
右腕は地面に付いている。迎撃はない。
異音を奏で、刃が血塗れ竜の脳天に――
がきん、と。
転がっていた燭台で逸らされた。
手は着地のために付いていたのではなく、これを拾うためだったか。
そしてそのまま方向を逸らされ、腕が有り得ない方向へねじ曲がる。
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4人の戦闘スタイルがそれぞれ違うので、バトルものとしてもなかなか高品質に楽しめます。
ユウキと一緒の時の少女たちは本当に幸せそう。だからこそ、他の少女たちには嫉妬と殺意が渦巻いている!
やはり、ヤンデレの大きな魅力は独占欲と流血も辞さない戦い! それがたっぷり詰め込まれた作品と言えるでしょう。あえて選ぶなら、私はアマツさんが好きかな~。
状態:本編完結
文字数:167,049文字
作品URL
小説家になろう http://ncode.syosetu.com/n2153dd/
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