大学生という時期は一番無意味な時期かもしれない
大学生という人生のハーフタイム
主人公は大学生になる。その頃になると西宮は地震の影響なんてどこえやら、2003年の西宮はもう街としてはまぁまぁ都会として見れるようになっていた。
それでも西宮の顔であるガーデンズ西宮ができるまでにはまだまだ時間がかかるのだが、この頃主人公がたまに珈琲を飲みに行くお店があった。
それはランカというどんな意味があるのかは分からない喫茶店。確か元々芦屋の方の方がオーナーでお店を始めているとても上品な店長さんのいる喫茶店。
そしてもう一つ。
そのランカから信号を渡ってすぐのところにあるキャビンという恐らく潜水艦か舟をモチーフにしたとっても昔からある。
そう、阪神大震災も生き残り、恐らく主人公よりも年上の古い、古い純喫茶。
大学生という大人になった主人公はカフェというよりは喫茶店に入り浸る事になる。それは勉強だったり、あるいは読書だったり……
それをするのがカッコいいとそう思ったのかもしれない。しかし、この喫茶店狂いとなった主人公はとても今後を感謝する。珈琲という嗜好品は恐らく人間の心を穏やかに、そして広くしてくれるんじゃないだろうか?
西宮市は本当に喫茶店が多い。他の地域と比べて統計をとったわけではないので、西宮? すくないわ! と言われればそうなんですか?
そりゃーすまんせんねぇと返すしかないのだが、右を見ても左を見ても喫茶店やらカフェやらが一杯ある。
この物語のタイトルという大きな回収をするために、主人公はカフェに通う。喫茶店でコーヒーを嗜む。
珈琲と言えば、発祥が神戸だから西宮の宮っ子は黙ってな! とか言わずに、神戸があるからその衛星都市の西宮もまたカフェや喫茶店が多いんじゃないだろうか? 主人公はそう思う。パンも有名なお店が多いのも、あの全国区の神戸屋さんをふくめて神戸があるからだ、重々感謝している。
なので……しばらく口チャックで黙っていてほしい。
主人公は狭い世界でしか生きられない生物なのだ。人間が万物の霊長と言われてどれだけ経ったのかは知りはしないが、主人公はまぁまぁひねくれて居て矮小で、そして新しいものを受け付けない。
子供の頃に比べて随分保守的になってしまったものだ。
しかし、この大学生編であるが、まぁまぁドラマみたいに主人公は激動の日々を送る事になる。
色んな出会いがあり、別れがあり、その全てのおかげで主人公はこうして大人になり、常識があるのかは分からないが、警察に迷惑になるような事も起きずなんとかここまでやってこれた。
主人公は大学生活四年間でも恋をする。それは今までの恋とは少し違ったものなのかもしれない。
そして、プライベート面でも色んな経験をする。主人公の文章能力では表現しきれない事も多々あるのだ。
されど……ここまでもし、お付き合い頂いた読者の方がいるのであればきっと読んで頂けるだろう。主人公と西宮、そしてその恋とそれから……
ここに極まれり。
とか、期待させてしまうというハードル上げは主人公はしない。
最終章 大学生編の主人公の恋を是非、楽しんで頂きたい。
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