74 ただの風呂好きが異世界最強 ~ぼくとデミちゃんが紡ぐ旅~ 彩羽 心(いろは こころ)様
今週はエグい(初手自分語)
外出仕事が多いということは、職場内で終わらせなきゃいけないものが溜まるということ。
人を育てるということは、それはもう難しい。
こっちが育てるんじゃないくて、人は勝手に育っていくもんだというのが僕の信念なんだけど、それと何も伝えなくてもいいということは同義ではない。
計画を練って、こなすべき課題を設定して、その出来栄えを評価する。
この流れを繰り返して次の目標を設定してと、終わりがない作業。
職員だけならまだしも、まだまだ発展途上の若者たちへのカリキュラムは、より細分化してより丁寧な学びを得られる機会を創出しなければならない。
楽しいけど、エンドレス。
打ち合わせと実習受け入れと、計画を立てるのと
ああああああああああ
ただの風呂好きが異世界最強 ~ぼくとデミちゃんが紡ぐ旅~ 彩羽 心(いろは こころ)様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894047115
お風呂が大好きな岩谷なぎさ。
彼が企画をする羽目になった温泉旅行の最中、突如異世界に飛ばされてしまった。
なぜか年齢も15歳へと若返り、そこで出会ったサキュバスやユニコーンやドライアドの少女と仲良くなり、旅を続けることとなる。
ただの風呂好きの平和を願う少年が、風呂と異世界を旅していく。
お風呂好きという設定はあまり見なくて、それで亜人間とも言える少女たちとキャッキャうふふしながら異世界を旅するというのは、いいのかもしれない。
物語の展開や引き出しは大分出し尽くされているように思うし、そうなるとどれだけ細かなところでの違いやこだわった設定でゴリ押すか、というのが現代のテーマなのかもしれない。
設定は面白そうだし、風呂好きであることが物語を動かすいいスパイスになるのであれば、これは成功だと思う。
思うのだけど
文章が簡素、というのとはちと違うのだ。
簡素という表現は、必要最低限が揃ってはいる、という風に捉えている。
でもちょっとこの物語においては違う。
悔しながら、足りないのだ。
描写が、感情が、臨場感が。
個人的な疲労もあって申し訳ないのだけれど、どうにも文章から、その物語の特徴が想像できない。描写があればいいってわけじゃないけど、少なくとも足りない。
見たいところ、聞きたいところをスルーされてどんどん先に進んでいく。そんな印象を感じる。
あとは、丁寧なことに重要なところにはこの設定が何話に登場したかと()で説明があるのだけれど、これは個人的に野暮だと思う。
読者がまるで考えなくてもいいようにできている物語は、親切ではあるのかもしれないけど、やはり味気のないもののような気がする。
テイルズ・オブ・ジ・アビスでは、主人公がとあるキャラクターのクローンであり、元の人格の主が命を落とす時、クローンは体を奪われて、クローンだった人物は主人格に乗っ取られる、という設定があった気がする。
物語ラストに戻ってきた主人公は、クローンの人格か本物の人格か、明確には語られない。
他のキャラクターが主人公を見た時の表情、明示された設定による推測、物語の流れなど、色々な要素から推測され、自分だけの真実を考えることができる。
よく物語の作者とかが言うでしょ。
答えは読者様の数だけある、とか。
名作と言われるような物語って、物事の終わりを明確に示さないものも多々あると思う。
その意図的に与えられた空白に、考える余地がある。
その空白に潜り込んで自分で何かしらの結末に思いをはせる瞬間、物語は作者のものではなく、読者のものになる。
そして、想起された自分なりの真実が心に残り続けて、本当に名作と化してしまう。そんな気がする。
想像の余地が残る書き方と、ただ単に足らないのとでは、明確な差がある。
言うべきことを明示して感情を揺さぶり、最後は意図的に空白を残す。だからこそその空白を埋めようと躍起になる気がするのだ。
いつも通り話がずれたけれども、この物語に至ってはもっと感情をこめて書いてほしいなあと思った。
ただ表面をなぞるだけの作業って、なんだかつまらないじゃないですか。
物語を読み進めていくうちに、少しずつ地の文も増えて行って、成長されている様も感じる。
きっと書き続けていることは、無駄ではない習熟へと続いていくのだと、思う。
約398万
ものすごいスピードで一気書きしたから、変な文章かもしれない。
けれど、それには理由があるのだ。
この瞬間しか意味のないことだけど、今ねとっても
おしっこもれそう。
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