第8話 修学旅行 その3 [行き先決め]

喜太郎くんと二人の班になれて、ひと安心!これ、修学旅行じゃなくてデートだったりしてぇ?

「そうそう、10月13日の修学旅行の行き先はッ」

そういえば行き先が決まってなかったなぁ。てか、10月13日なんて初耳なんですけど…私はジムがあるところならどこでもいいんだけどなぁ…

「長崎県です!」

あ、割と普通なのね。長崎県ってどんな所があるんだろう。

「長崎県といえばちゃんぽんだよね。」

喜太郎くんが私にそう言う。そういえ10ばちゃんぽんって長崎県だったねぇ…

「ちゃんぽんって筋肉にいいのかな?」

喜太郎くんが楽しみそうに私に聞く。

「よく分かんないよ。まぁ、スクワットしながら食べればいいでしょ。」

実は私、ちゃんぽん食べたことないの。ちゃんとプロテイン入ってるかなぁ?

「修学旅行は二泊三日です。その内1日は自由行動です。行き先を班ごとに決めてください。」

自由行動かぁ!どんなお土産買おうかなぁ。ランニングマシンとかかなぁ?

「どうする?久美子ちゃん?」

私、喜太郎くんと何処に行くかまだ考えてなかった(笑)。

「うーんと、まずは[NAMATAMAGOジム]かなぁ?」

「いいね!それ!」

私の思い付きで最初はNAMATAMAGOジムに決定!(笑)

「次はどこいく?」

「そうだなぁ、あまり有名じゃないけど[筋肉神社]とかは?」

へぇ、そんな神社があるんだ…

「喜太郎くんがおすすめしてるんだからきっと楽しいよね!行こうよ!」

順調に私達の行き先が決まっていく!楽しみだなぁ!

「そういや、久美子ちゃん、お土産はどこで買う?」

決めてなかった… テヘッ

「この[内酢街(ないすがい)]はどう?色んな筋トレ用具が売ってるらしいよ。」

「久美子ちゃん、ナイスアイデア!」

これで私達の自由行動の行き先は決定!修学旅行の日が楽しみだなぁ…


続く


参考 Wikipedia


※話し合いの中で出てきた施設名、及び、場所の名前は全て空想であり、長崎県に行って探しても多分見つかりません。ご了承ください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る