第6話 修学旅行 その1 [班決め]
私たち高校生が最も楽しみな行事といえば、筋トレ大会と修学旅行! 私たち2年2組は修学旅行の班決めで大盛り上がり!
「喜太郎くん、同じ班になろうよ!」
「もちろん!」
他の皆は修学旅行で告白するつもりだろうけど、私達はすでに告白してるのです!だから修学旅行はデートみたいな… キャーーーーーー!(*/□\*)想像しただけで恥ずかしくて内肋間筋がピクピクしちゃうの!でも、委員長が
「1つの班に4人ね。」
って言うの。じゃああと二人入るの?私達は筋に組でいいのにぃ!
「おいおい!委員長!うちのクラス38人だから二人余っちまうぞッ!」
これ…もしかしてもしかして、二人で行けるパターン来る?
「そうだったなぁ。じゃあ、二人の班を作るか。」
イッエエエエエエエエイ!これは筋肉の神様が私達を祝福してるとしか思えない!
「はいはいはいはい!私達が二人の班になりまーす!」
このセリフは私が言おうとしたセリフであって、私のセリフじゃない。ふと見ると美花 時計(うつくはな じはか)ちゃんがハイテンションな感じで手を挙げている。よく見ると隣には彼氏っぽい紙管苦 哲夫(かみくだく てつお)がいる。まさか、あの二人が二人の班になるの…? そ、そんなの嫌だよ!私達が二人の班になるんだ!
続く
参考 Wikipedia
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