第4話 冒険フェイズ②「それはただのぼうしだよ」
GM:それじゃあシーンプレイヤーは、ぼうしちゃんだよ。
ぼうし:えっと、どうしようかな……。
●第1サイクル シーン2 シーンプレイヤー:ぼうし
ぼうし:じゃあまずはエリア移動かな。「エリア3」に移動……でいい?
サーベル:うん、いいよ。
GM:うん、それじゃあ【技術】で移動判定をどうぞ。
ぼうし:えいっ(コロコロ)。2と2……。赤の領域にインガを追加して、判定は失敗か。「ダメです、上手く移動できません〜」
黒:1 赤:3 青:1 緑:3 白:1
GM:じゃあ「試練表」を振ってね。
ぼうし:(コロコロ)3。
GM:またか(笑)。『動物園内に森が広がり道に迷う。』【霊力】判定に失敗すると運命の輪が回転するよ。
サーベル:えっ。今がんばって緑の領域のインガを貯めてるから回さないでほしいな……!
ぼうし:(コロコロ)3、3。どっちでも失敗だ! 「あれ、サーベルちゃん。何かが回った気がします!」
サーベル:「そうだね、ぼうしちゃん。なんだか力が失われた気がするよ……」
GM:それじゃあ、青の領域にインガが1つ追加された後に、運命の輪が回転するね。
黒:1 赤:1 青:3 緑:2 白:3
サーベル:じゃあ次は私が移動するよ。(コロコロ)1、4だからどっちでも失敗か。本当に黒のインガ邪魔だなぁ!(笑) 緑の領域にインガを増やして、ファンブルで失敗!
黒:1 赤:1 青:3 緑:3 白:3
GM:じゃあサーベルちゃんはファンブル表を振ってね。
サーベル:(コロコロ)1。
GM:『運命の輪が回転する。』
黒:1 赤:3 青:1 緑:3 白:3
ぼうし:じゃんじゃか回るね(笑)。
サーベル:まぁサーベルちゃん的には回ってくれた方がありがたい。
GM:次は「試練表」だよ。
サーベル:(コロコロ)3。
GM:3しか出ないなぁ!(笑) 『森が広がり道に迷う。』
サーベル:【霊力】は高いから大丈夫! (コロコロ)3、6だから6をムードダイスにして、緑の領域を第二段階にするよ。で、モッドが++だから、達成値は4で成功!
黒:1 赤:3 青:1 緑:4 白:3
GM:おっけー。それじゃあ、二人は「エリア3」に着いたよ。サーベルちゃんは顔見知りなんだけど、そこではライオンがぐうたらしてるね。
サーベル:「ライオンだ!」
GM(ライオン):「あっ、サーベル! 久々だなぁ。遊んでくれよ〜」
サーベル:「あれ? みんなトラブルを抱えて困ってるって聞いてたけど、ライオンは元気みたい……?」
GM(ライオン):「いや〜、実は退屈で困っててさ〜」
サーベル:「そういうことかぁ!」
ぼうし:幸せな悩みだ(笑)。
GM(ライオン):「お前ら何して遊ぶ? それともゴロゴロするか?」
ぼうし:「ライオンさん、大きな声……。それに、口も大きいです……」
GM(ライオン):「あれ? お前、誰だ?」
ぼうし:ぎくっ。サーベルちゃんの後ろに隠れる。「食べられちゃいます〜」
GM(ライオン):「誰だよ〜」って言って、ぐるぐる追いかけ回すよ(笑)。
ぼうし:きゃ〜(笑)。「来ないでください〜!」
GM(ライオン):「楽しいなぁ(笑)」……っていう感じで、ここではライオンと交流をすることができるね。交流判定に成功して、ライオンからの【想い】を取得すると、あとで良いことがあるよ。
サーベル:二人とも判定してもいいの?
GM:うーん、どっちか一人がいいかな。
サーベル:そっか。サーベルちゃんは【愛】が高いから、私が判定してもいい?
ぼうし:いいよー。ぼうしちゃんの【愛】はCだからなぁ(笑)。
サーベル:(コロコロ)うっ、低い……。でもギリギリ成功! 1、2、4だから、赤の領域のインガを増やして、達成値4で成功するよ。
GM:じゃあライオンはサーベルに対して「大好き」の【想い】を取得するよ。
サーベル:やったぁ!
GM(ライオン):「やっぱりサーベルとは気が合うなぁ」
サーベル:「同じネコ科同士だからね!」
ぼうし:広い(笑)。
GM(ライオン):「もし何かわたしが役に立つことがあったら、助けに行ってやるからな〜」……ということで、ライオンは決戦フェイズの偵察ラウンド時に、公開済みの脅威カード1枚を取り除きに来てくれるよ。
サーベル&ぼうし:おおー。
ぼうし:「ライオンさんが助けに来てくれるなんて、とっても頼もしいです」
GM(ライオン):「だからお前は誰だよぉ!」
ぼうし:「ひっ! こ、来ないでください〜」
GM(ライオン):ぐるぐる(笑)。
ぼうし:ヒヤヒヤ(笑)。
GM:次にこのエリアに来ると、エリアイベントとして「休憩」をすることができるよ。続いてシーンプレイヤーのぼうしちゃんの行動だね。
ぼうし:それじゃあ、「人の行方」のハンドアウトを調べるよ。「手がかり」を使っておこう。調査判定の達成値に+1。
GM:はーい。
ぼうし:「見てください、サーベルちゃん! このぼうしの中に、人の行方の手がかりが!」
サーベル:「そうなんだ!」
ぼうし:これでちょっとは調べやすくなったはず!(コロコロ)……2、3。「ダメでした……。何もわかりません……」3をムードダイスにして、失敗!
黒:1 赤:3 青:2 緑:4 白:3
サーベル:「気のせいだったみたいだね。それはただのぼうしだよ(笑)」
ぼうし:「ただのぼうしじゃないのに……。サーベルちゃんは信じてくれない……」
GM:(笑)。そんな感じで、ちょっとギスギスしてきたところでシーンを閉じよう。これで1サイクル目は終了だよ。
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