第4話-東海オンエア
※完全なフィクションです。夢なので許してください。
ある日、僕は東海オンエアの企画で「てつや」の家に行くことになった。
「おじゃましまーす」
至って普通の、汚いてつやの家(実家じゃないほう)に入る。
「いらっしゃーい」
東海オンエアのメンバー全員に歓迎され、僕は照れた。緊張のせいか、「いつも見ています」という視聴者の定型文くらいしか口にできなかった。
「じゃあ、早速企画の撮影初めよう」
虫さんが言った。
「企画は?」
としみつがしばゆーに尋ねる。どうやら、企画担当はしばゆーらしい。
「あっ、まだ考えてない」
「なんだと!」
としみつがしばゆーを怒った。他のメンバーはうろたえるばかり、助けようとしないメンバーを見て、僕は二人の間に入った。
「いい加減にしろっ!」
虫さんも一緒に喧嘩を止めようとしてくれた。
「いい加減にしないと、僕が酒飲むぞ」
黒霧島を抱えた虫さんが、としみつとしばゆーを脅す。
「「や、やめろ!」」
二人して止めにかかるがもう遅い。すでに酒は虫さんの口のなかだった。
「コノヤロー!」
酔った虫さんは何故か僕のほうへ襲い掛かる。僕はそのまま冷蔵庫のほうへ投げ飛ばされた。
「いてっ」
壁に頭を打ち付けた僕を見て、虫さんは正気に戻ったらしい。
「ごめん。君は悪くないのに……」
一番危害を加えられたのはあなたになのだが……という心の声はしまっておいた。あくまで僕はお客様なのだ。
「あっ、そこ「答え」書いてあるとこ」
東海オンエアは今、動画の最後に一文字ずつ発表していく企画をやっている。冷蔵庫の横にはその答えがあるというのだ。
「あっ」
ちらっと見えたその文字に僕は声を漏らした。
辺りに気まずい雰囲気が漂う。
「えーっと、おトイレ借りてもいいですか?」
絶えられなくなった僕は、りょう君にトイレの場所を聞いた。
「あー、それなら、そこの奥」
指をさされ、トイレに向かった。
「ふぅ、とりあえず落ち着け……えぇっ!?」
トイレのドアを開けると、そこは水でいっぱいだった。僕の肩の辺りまで水がトイレの中に満ちている。
「なんだこれ?」
不思議なことにドアから向こうに水は流れていかない。僕は泳いで便器へ向かった。
「うげ、詰まってる」
そこにはぐちゃぐちゃのトイレっとペーパーとう〇ちがあった。まわりを見ればう〇ちが浮いている。
「う、うわぁぁぁああああ!」
叫びながらトイレをでた。
廊下の先にはりょうがいた。縋る様にりょうのもとへ向かう。
「なんかトイレが変なんです!」
「ああ、あれね」
りょうは至って冷静に答えた。りょうは東海メンバーのなかでも綺麗好きだったはずだ。そんなりょうは僕をみてこう言った。
「そんなの「てつや」んちでなら普通だよ?」
「え……」
僕は思わず絶句した。
りょうにそんなことを言われるとは思っていなかったのだ。
「おーい、りょう。しばゆーが企画決めたってよ」
てつやがりょうを呼びに来た。
「お、君も一緒か。なら丁度いい。行くぞ!」
そう言って強引に腕を引っ張られた。
てつやの車(はじめしゃちょーの乗っている黒いやつ。多分僕がはじめしゃちょーの畑好きだから)に乗っていったのは、ショッピングモールだった。
「よし、遊びますか」
メンバー全員で、ゲームコーナーにやってきた。企画はどうやら「ゲームをしよう」に決まったらしい。
僕が居なくても成り立つ気がしたが、とりあえず文句を言える立場ではないので、黙る。
「おいっ! なんだおめぇ」
突然、としみつが店員に絡む。
その店員は、神谷明にの店員だった。顔はそのままに丸眼鏡にエプロンをかけている。
「おめぇ誰かに似てんなぁ?」
何処のヤンキーだと思うほど、としみつは首をまげ、店員の顔をしたから除きこんだ。
……んで、目が覚めました。特にオチはありません。
ちょうどスマホで、エロ同人のページを開いたまま寝ていたところを起こされたので、ビビったのは秘密です。
東海オンエアの夢を見れたのと、ただ変な夢でした。
風評被害と言われると何とも言えないので、下に紹介リンク貼っときます。
東海オンエア↓
https://www.youtube.com/user/TokaiOnAir
はじめんの畑↓
https://www.youtube.com/channel/UClKeJXipXwX7_ZGxOBnMQyw
彼らが面白いということを伝えたいだけです。
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