『ピッチ・パーフェクト』 ライバルが多すぎる!
女子アカペラ部は、大学選手権の決勝まで勝ち進むが、歌唱中にボーカルが嘔吐してしまう。
廃部寸前の女子アカペラ部は、勧誘を始める。
主人公であるDJ志望者を誘う。
だが、主人公は「音楽は好きだが歌はやらない」と断る。
シャワー室で鼻歌を歌っているのを、またアカペラ部が勧誘してきた。
メンバーを集め、女子アカペラ部は再起動を始めた。
ここには、絶対に守らないといけないルールがある。
「男子アカペラ部と寝ないこと」
この禁を破ったモノは、どんなにうまくても退部してもらう。
ヒロインは、校内ラジオ局で働く同僚の男子とちょっといい感じの関係になっている。
彼は男子アカペラ部に入った。実力があり、有望株だ。
そのことを部長から咎められるが、「なんともない」とつっぱねる。
初舞台は散々。依頼者から追い出される始末。
ラジオ局のボーイフレンドから、リフ・オフというストリートソングバトルの存在を知る。
そこで、主人公はラップを始めた。
空気が変わり、場は大盛り上がりに。
本作は、ライバルがやたら登場する。
1:内側にいるライバルの存在
女子アカペラ部長は 協調性のない主人公とたびたび衝突する。
主人公は、この部には変化が必要だと気づいている。
しかし、伝統を重んじる部長は耳を貸さない。
「これがウチのルールだから」と。
この二人の衝突は、広範囲なって決定的になる。
主人公は部を去り、ボーイフレンドとも不仲になってしまう。
部長は部員とも激しくぶつかり合った。
数々の衝突を経て、主人公は気づく。
本当に克服・説得しなければならない相手を。
それは、自分自身だと。
2:外側にいるライバルのパワーアップ
一方、ライバルチームもあるトラブルを抱えてしまう。
急展開の中、新たな力を得た。
本来ならば、チーム内の調子が狂うことは明白だ。
だが、アカペラ大会決勝で行った彼らのパフォーマンスは、それまで以上の素晴らしい出来に仕上がっていた。
観客の心を、新規ライバルチームがかっさらっていく。
この盛り上がりに、主人公達は立ち向かわなければならない。
だが、主人公たちも試練を乗り越えている。
最高対最高がぶつかり合うのだ。
盛り上がらないわけない。
ライバルは目に見える存在だけじゃない。
内側にもいる。
ちなみにオレは、これを見終わったあと、
『ブレックファスト・クラブ』
のラストだけ見た。
ピッチ・パーフェクトもブレックファストクラブも、Netflixで上がっているのだ。
吹き替えのセリフも声優もそのままである。
また、この映画を見終わった後か前に、『ロマンディックじゃない?』
も見て欲しい。
ファット・エイミーことレベル・ウィルソンは、こちらでもかっこいい。
また、本作ではクズ役だったアダム・ディヴァインの見方も変わる。
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