『8mm』 本当はノンケなホアキン・フェニックス

 大富豪が隠し持っていた殺人スナッフフィルムを追う私立探偵が、驚愕の事実を知る話。


 調べていくうちに、主人公はポルノフィルムを取り扱う店員と手を組む。


 彼はホモ本を読む変態と思わせて、まともな本を愛読していた。彼はミュージシャン崩れで、金のためにポルノ売買に手を染めている。

 

 このミュージシャン崩れを、『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが熱演している。


 実際の殺人次元をモチーフに描かれたカポーティの「冷血」をニヤニヤしながら読んでいるので、完全なまともとは言いづらいか。


 やがて被害女性の身元が判明し、彼女がブレイク前のノーマン・リーダスと付き合っていたことも分かった。


 ノーマン・リーダスはハイウッドに行くとうそぶいていたが、実際は刑務所にいた。


 撮影した人物も特定できた。

 富豪の夫人から、夫の通帳に怪しい金の動きがあったことも判明する。


 フィルムは、本物だったのだ。


 撮影した監督と話し合い、「当時の加害者を連れてきてもらう」ことにも成功するが。


 撮影監督は、まるで「若本規夫にCVを担当してもらうために生まれてきたような人物」だった。


 見た目は『プリズン・ブレイク』ではジョン・アブルッチ、吹替:小川真司だが。


 本作のCVは「ティーバッグ」である。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る