『Mr.ディーズ』 中川家、NYに行く

 主人公のピザ配達人ディーズは、大叔父であるNYメディア王の遺産を相続した。

 田舎者が急に大金持ちになったのだ。


 その彼を、学校の看護師に扮したマスゴミ女がマークする。

 彼のスキャンダルをスクープして、視聴率を稼ぐのが目的だ。

 


 ディーズは恋人(マスゴミ)とディナー中、自分を侮辱したセレブを殴った記事をすっぱ抜かれる。マスコミ女によって、隠しカメラで盗撮されたのだ。


 ジョン・マッケンローと飲み明かしたディーズは、悪行の限りを尽くし、マスゴミの餌食に。


 マスゴミ女も、最初はディーズの奇行をあざ笑っていた。


 だが、家事で猫と飼い主を助けたことで、マスコミ女は改心。ディーズがガチでいい人だと分かったのだ。

 しかし、番組が彼の善行を悪評に編集した。

 美談よりスキャンダルを重んじるマスゴミに、彼女の抗議は届かない。

 女は自分の行いを恥じる。



 いわゆる『バカの勝利』系の典型みたいな作品だ。

 純真なバカが、周りの悪評に振り回されることなく、お金じゃない真の勝利を勝ち取る話。

 

 悪は罰せられ、スカッとすること請け合いだ。

 

 オレはNetflixで視聴、吹き替え版で見た。

 主人公を中川家の礼二さん、謎の執事を剛さんが務める。


 ちなみに、円盤だと主人公の声は森川智之さんらしい。

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