『Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』 パックマンはわるものチャンピオン

 劇場版平成ライダー『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』のシリーズ。


 主人公はエグゼイド。メインゲストはゴーストだ。

 オレはあまりエグゼイドを見てないので、新鮮な感じで見た。


『ピクセル』だと主人公の味方だったパックマンが、悪の科学者となって地球を襲っている!


 彼は究極生命体の開発過程で、ゲーム世界に閉じ込められた者達だった。事実上、死んでいる者達ばかり。


 Dr.パックマンという敵によって、『仮面ライダー ゴースト』が変身できなくなった。


 その原因について、「パックマンに勝てるのが『ゴースト』だけ」という設定からでは、と、エグゼイドは分析した。


 Dr.の魔の手は、病院にまで。

 敵の襲撃を受けて、ゴーストのヒロインまでゲーム病に掛かった。24時間以内に治療しないと死ぬ。


 主役二人のピンチに、過去の先輩ライダーたちが集結した!


 敵の怪人にプロレスラーの棚橋弘至さんが混じっている。棚橋さんの映画と言えば『パパはわるものチャンピオン』だが、こっちは完全なわるもの。

 怪人体となってライダーと戦うが、ぶっちゃけ生身の方が強そう。それくらいの迫力。


 敵の大ボスが佐野史郎さん。

 ゲノムスのデザインはかなり好き。


 ストーリーとしては、医者のエグゼイドと元死人のゴーストがうまく絡んでいて、話としてはまとまっているかと。


 あと、それぞれにちゃんと見せ場があって、ライダーバトルが大味にならないのも魅力。

 ライダー映画のキャスト数は、これくらいがいいのかも。

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