『ランペイジ 巨獣大乱闘』 ドゥエイン・ジョンソンの方が怪物に見える不思議!

 毒ガスを吸った動物が巨大モンスター化し、街を襲う話。


 主人公の友人である白いゴリラも、同等の目に遭って周囲から危険視されてしまう。


 この白いゴリラに手話を教えてコミュニケーションを取る研究をしている博士は、我らがドゥエイン・ジョンソンだ。


「彼は危なくない!」と主張するが、ゴリラは自我を制御できない。



 ガスを作った悪徳業者は事態を収束させようと、殺し屋を雇う。だが、秒で壊滅。


 業者は特殊な電波を発して、モンスターたちを一カ所におびき寄せる方法を取った。



 主人公と対立する政府の関係者がまたいい味を出している。

 皮肉がこもっていながら、しっかりと主人公をサポートしたり、八面六臂の活躍を見せる。





 主人公を演じるザ・ロックは、元プロレスラーだけあって、存在感が巨獣以上だ。


 彼だけで、巨獣を全部始末できるのではないかとさえ思えた。


 複雑に入り組んだシナリオ相関も、ザ・ロックだけ追っていけば自然と頭に入る不思議。


「もう全部ザ・ロックに任せていたらいいんじゃないか?」とさえ思わされる。

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