創作に役立たない、「映画の感想」

『［リミット］』 デップー、監禁される

　ライアン・レイノルズが、木箱の中に閉じ込められた。

　主人公は、トラックの運転手という設定。

　イラクでの作業中に襲撃を受けたことが関係していると推理。

　どうやら、『127時間』のネタバレをしたことで、関係者から恨みを買ったわけではないらしい。

　側には、見知らぬ携帯が。

　救急へ電話をかけると、オハイオ州にかかってしまった。

　自分は今、イラクにいるのに。

　携帯を調べると、見たこともない履歴が。

　試しにかけてみると、自分を埋めたヤツからだった。　

「大使館に頼んで、今夜九時までに500万用意しろ」

　と要求してきた。

　終始、箱の中で演技を強いるという、珍しい展開。

　他の映像は、犯人からのビデオメッセージにて、同社員が撃たれるシーンくらい。

　他の人物は、携帯からの通話のみで登場する。

　家族には繋がらない。

　FBIからたらい回しにされる。

　友人からも信じてもらえず、イライラがピークに。

　ヘビまで現れて、ストレスがマッハになる。

　情報が殆ど入ってこない上に、状況はドンドン悪くなっていく。

　近くで爆撃が発生し、砂に埋もれそうになるが、果たして助かるのか。

　箱、電話、見えない敵と言えば、デアデビル（コリン・ファレル）が主演した『フォーン・ブース』が有名か。

　しかし、本作はもっと酷い状況である。