『サマータイムマシン・ブルース』 これもシュタインズゲートの選択か!?
クーラーのリモコンを取りに、タイムマシーンで過去へ飛ぶ話。
クーラーのリモコンにコーラが!
タイムマシンがやってきた!
だったら、過去に飛んでリモコンを取りに行けばいいじゃん!
頭いいな、オレら!
そんなノリの映画。
とにかく、ムロツヨシが細い!
だが、過去で悪ふざけが過ぎて現在に影響が出始めた。
そこで再び過去へ戻って修正を視に行く。
ある意味、目的が世界一くっだらない『シュタインズ・ゲート』だ。
基本、昨日と今日だけを行き来しているだけ。
写真部が「昨日」撮った写真に、過去に飛んだ部員が映っていたり、「過去の」ホワイトボードに犯行声明を書いたり、過去の自分たちを尾行しに行ったり。
載ってきた未来人も、今のSF研と同じく、「悪ノリで」飛んできたという。
だが、SF研の顧問はタイムマシンによる歴史改変は混乱を生むと結論づけた。
最悪、自分たちが消滅してしまうと。
直後、タイムマシンだけが現在に戻ってくる。
何もかも元に戻すように言われた主人公は、部員の不始末を精算するために過去へ飛ぶ。
一夏の経験ものによくある甘酸っぱいロマンスもないまま進む。
タイムトラベル作品だが、終始「リモコンを取りに行くだけの話」なので、まったく頭を使わなくていい。
えらい尖った作品やなぁ、と思っていたら、最後の最後で「あれまっ!」といった仕掛けが。
主人公が、自分にとって重大な決意をして、話は終わる。
伏線の妙を楽しみたい人にオススメ。
あと、ムロツヨシが細い!
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