『スパルタンX』 シルビアが襲ってこない方 

 ゲームの映画版……ではない。ゲーム持ってたけど。

 シルビアが襲ってくるって言うのも嘘だけど。

 とにかく、四面のボスは死ね。


 ジャッキーとユン・ピョウが、探偵サモハンと手を組み、悪漢からヒロインを助けに行く話。


 テーマ曲が、故三沢光晴さんの入場テーマ。

 なので、曲だけ知ってるって人も多いはず。


 印象的なバトルは、キックボクシングの世界王者ベニー・ユキーデとの戦闘シーンだ。

 目からして雰囲気が違うなと思っていたら、プロの格闘家だった。

 それを、大人になってから知るというね。

 クライマックスになって、ユキーデが窓から落ちそうになって、ジャッキーが手心を加えてバトルは終わる。


 正直な話、カンフー映画は、これくらい分かりやすいシナリオでいい。

 アクション盛りだくさんで、見た後は記憶に残らないくらいの。


 変なシリアスとかは、いらない。

 なんで、こういった場面を入れるのか。

「香港国際警察」の部下虐殺シーンとか、見ていて辛い。

「ベストキッド」のジャッキー師匠の背景も、悲しい。

「幽玄導師」くらいの風味で、ちょうどいい感じ。


 でも、「燃えよドラゴン」だって、主人公の目的は「妹の敵討ち」だもんなぁ……。

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