Act.16[入学式]

今日は漏れたちの入学式だぁぁっ!

家の前の坂を下ってすぐ右。そこをまっすぐ行くと水郷小学校があった。

テクテクテクと真っ直ぐ歩いていく。途中、柔一さんと辰兄に会う。

 辰樹

「お、清行か!」

 柔一

「清行じゃないか」

 清行

「おはよーございます」

校門の前に入学式と大きく掲げられている。そこにはが記念写真を撮っている。

……

 校長

「入学おめでとうございます!…」

一番最初に思ったことは、とてつもなく少ない。

体育館はすごく小さく、椅子は全部合わせて30個…。少ない。極めて少ない。

まさかの全校生徒20人…。田舎の小学校だからか…。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る