Act.15[4月2日]
さてと。この家に来て一週間経つ。
そして今日は洸哉の誕生日だ。
引っ越して直ぐの家を出た。
坂を下り、左に行く。洸哉の家はすぐ近くなはずだ。
……
しばらく歩くと、大きな日本家屋がポツンと建っている。庭はとても広く、村ならではの感じが漂っている。
清行
「ごめーんくださーい」
家の前でそう叫んだ。
洸哉
「なんだ?清行か。何の用だ?」
清行
「誕生日おめでとう!」
洸哉
「おっ…おう。サンキューな」
清行
「遊びにいかない?」
洸哉
「いや。今日はお母さんにピアノ習うんだ。ごめんね」
清行
「うん…。分かった。ピアノがっばってね」
洸哉
「…おう」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます