応援コメント

第372話 悪魔の声」への応援コメント

  • 切なくなるお話ですね。私が記憶のことを、憶測でお尋ねした時に返してくれた言葉ですね。「デッサン」の後でしたね。

    女神だった岬さんが以前の職場で出会った上司の方が、その時の悪魔だったというお話、以前に読ませて頂きました。とても印象的なエピソードでした。

    私はその上司の方の言葉が響いたというか、理解できる気がしました。

    地獄と愛がセットというのは真理であると信じます。愛は正しく清らかで美しいもの、というだけではなく、醜さや邪悪さ、卑劣さなど、教えられてきた道徳の観点からすれば忌むべきもののすべてを知っていて、すべて含まれるのが愛だと。
    白と黒も、光も陰も、闇も愛も、同じ場所にある一体のものなのだと。

    気の遠くなるような速さで堕ちていると同時に、永遠に長い時間だった・・・

    美しく温かい、愛のときだったんですね。

    作者からの返信

    いつもコメントをありがとうございます。

    楽しみにしています。

    俺、誰かに話したかったんだろうと気づきました。

    特に悪魔のことは、俺は話したことがなかった。

    全てのきっかけになった。俺は初めてはっきりいろんな映像を見初めて、それから、会社内にいる霊も見えるようになった。

    すごく混乱しました。これはまずい、と。

    周りにいる人も見えている人たちばかりで、俺は、ここにいると能力が開花しすぎる、怖い、危ない、と感じて。

    見たくないものを見るのは、良くないし、パニックに近い精神状態になってきて、会社を休んでアメリカに旅行に行って。

    明るい光の場所に行くと、見えないということにホッとして帰って、すぐに辞表を出した。

    俺は会社から出る時、おかしくなってました。多分泣いて泣いてしていた。意味がわかりません。弟が迎えにきてくれて。

    俺はパニックになっていて、周りの人がわかるほど、もうダメだと感じてました。霊が怖いとかでなく、現実をうまく知覚するその機能が壊れた感じです。範囲が広すぎて、知覚できる範囲が広くなりすぎて情報処理が追いつかないから、おかしくなってました。

    アメリカじゃ全く普通に旅行したのに、会社に戻ろうとするとそうなって。

    多分1日も勤めず、すぐ辞表と決めましたが、やっとまともな居場所を見つけたはずが、でも、その職場はそういう職場で有名でした。入る人が必ずすぐ辞めるから、またか、という部署です。

    俺はあの時の恐怖、まだはっきり覚えてます。上司と俺、同じものを見てた。

    俺が、まずいものが見える、と呟いたら、上司がさっとスケッチして、こんな感じ?と見せられて。

    俺は驚愕しました。この人と俺、同じもの見てる、と思って。

    今から思えばそんなにショック受けなくても良いのかもしれませんが、当時の俺は免疫がなかった。

    そこまで邪なものじゃないのに、俺はショックで。外を歩いても、そういうことが分かり始めて、もうダメだと思った。

    上司といると、俺の能力が上がりすぎる。早く離れないと、まずいとアラートが出てました。

    そういう人は他にもいて、もう一人同じような人がいます。
    書いたかもしれないけど、俺たちはもう二度と会うこともないと思う。

    たまにそういう出会いがあります。ついつい語ってしまいましたが、滅多にないことなのに、ものすごい引力で、出来上がる世界がこの現実と全く違う世界が見える相手がいる。

    何も特別なことなど話さないのに、出会っただけでそうなる。


    俺の過去生の女神は「なんだか寂しそうな、美しい人(神)がいる」と思って話しかけただけで、深く考えてなかったと思います。それが気がつけば天から墜ちる。はっきり覚えてますが、後悔とかそういうのはなく、ただ墜ちると思い、手を差し出して。

    それがこんなに深いカルマの元になっていくのを見ていたら、言葉も出ない。

    また出会うと思わなかった。教会の火事さえなければ。

    あれが原因で、放出された。たくさんの邪なもの。

    俺は久しぶりに、時々ものすごい鳥肌が立つ経験をここ2週間ほどしています。
    もうものすごい、はっきりしてる。

    悪魔は暴力など振るわないから、ただ、俺は嵌められたかもしれません。
    邪なパラレル・ワールドを文字という形に現して、人に喋った。

    もうそれだけでカルマの元になった可能性が高く、俺は踊らされているかもしれない。だって、書いたものを人に見てもらいたい欲が出ている。

    俺が共有したいものってなんなのか、俺のことをわかって欲しいという気持ちは正しくないのか、そうかもしれない。

    人心を惑わせるようなことを俺はしているのかもしれない。
    これは悪魔の罠の可能性がある。
    すでに乗せられているのかもしれない俺は、何とかしてその上を行かねばならないと思っても、手のひらで踊らされているのかもしれない。

    人を悪い方に引っ張るようなことを口にしたり、そういう世界を見せてはいけないと思っても、自分が苦しい世界にいて、足を引っ張るみたいなことをしてしまう。これでは俺自身が悪魔そのものということになってしまう。

    悪魔が「自然にしている性質が「邪悪だ」と人から言われてしまうんだ」と。

    俺はあの、寂しそうな美しい横顔を忘れない。その時俺は、女神の気持ちがよくわかりました。

    俺はでも、ドアを閉めて出て行った。

    あの悪魔と再び対峙する、今、こんなに離れていても、必ず俺のことを思い出している人がいると気づいてます。

    離れていても、世界は繋がっていて、どこにパラレル・ワールドの別のドアがあるかわからないので、緊張しています。

    すごい勢いでシンクロニシティが回り始めているのが見えて、もう既にいろいろ始まっているから、こんなことになっている。