夏の煌めき【12.スリを追って】
チキンは巾着泥棒を追っていた。さっき祭りの雑踏の中で
どこへ行くつもりだ? 彼は気づかれないようにあとを追った。
一方その頃、礼子に呼び出されたクロシーは慌てていた。礼子が巾着をスられたのだ。スリ犯を追って行ったチキンからも連絡がない、という気がかりな情報も出た。
「分かった。礼子ちゃん。俺、チキン……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます