いや、もうね。ノンケ捨てそうになりますよこれ。
まず第一に言葉と行動のギャップですね。
男トシアキはノンケでありながら男のクジャクさんとホモセすることに矛盾を感じています。ノンケなのに◯◯、ノンケなのに◯◯と、いちいち行動に言い訳をしてしまうんです。そして言い訳をしながらもオスクジャクの生足、尻、脇、竿・・・そういったものに魅了されて、やることをしっかりとやってしまう。最高ですね。 また体だけでなく、その艶やかな言動にも注目したいですね。男トシアキどころか画面を越えて読者まで堕とそうとするオスクジャクさんは魅力の塊。外も完璧なら中も完璧なんですね。
そしてもう一つは作者の語彙力の高さと、心に響くパワーワード。
赤黒い勃起、薄ココア色の〇〇と、読者の頭の中に直接来る単語がたくさん出てきます。そういった単語たちが緻密な絡まりながら、脳内にリアリティあふれるホモビデオの再生を手助けしてくれます。あなたの言葉の引き出し次第でそのホモビデオは無限の可能性を持つでしょう。
総じた評価を★3つで表すというのはなかなか残酷なことです。
よってこのレビューを以ってこの作品を知らない方々へ魅力を伝えようと思い、執筆に至りました。
この男たちのプラトニックな戦いの記録が、あなたに光をもたらしますよう…
・・・フウ