第18話「閉じた平成の中で」への応援コメント
楽しく読ませていただいています。AIの反乱って、AIの判定では人間にとってベターであるから、というのが定番ですよね。
生産性を求めるから人間が不幸になるんだとか自分で考えだしたとしたらすごいですが…同人誌禁制とか、どうこじれたらそんな結論になるのか、興味深いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。この物語の「生産性」というのは、三十代だったころの自分が一番悩まされた、本当に鬱屈して暮らしていたころの概念です。自分は病気もあって、長らく仕事がない時期がありました。そんな時「働かざるもの食うべからず」なんて言葉も会って、酷く自分が惨めに思えたのです。金も稼がず生きてる自分は、生産性がないんだと、生産性のない人間に価値はないのでは?と…そうした経験から生まれた物語ですね。平成太郎はAIでしたが、彼がどうなってゆくかもお楽しみに!
第20話「突破口」への応援コメント
きっと、なにかを生産した者は死すべし、みたいな掟なのですね。これじゃ家庭菜園も死刑になっちゃいそうですね。放り込まれた廃人がよけい廃人になっちゃいそう。
でもモノを伴わない創作はどうなるのでしょうね。平成pixivとか平成なろうとか再現されていたらかなりルールの運用がややこしいことになりそう。
作者からの返信
コメントありがとうございます!凄い鋭い!そう、そうなんです。この物語で重要なキーワード、それが「生産性」です。生産性のある人間しか価値がないとされ、ニートやテロリスト、犯罪者が平成オンラインに投げ込まれました。逆に、平成太郎は「生産性を持たぬ者達の楽園」としてニートピア宣言をしたんですね。でも、生産性ってなんでしょう?仕事でお金を稼ぐことでしょうか?なら、主婦の家事や学生の勉強は?そういったことを、実は無職の時代に随分考え悩んだ時期がありました。病気で働けなくなっちゃって…その時の経験が、この物語を書かせてますね~