#2-11
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突然、街中に封天樹が出現してから数日が過ぎた。森に育つ大木ほどではないが、街中に巨樹があるのだからよく目立った。そのふもとにある家が、ちょっと変わった商売をやっていることはあまり知られないままだったが。
オートはその間ずっとクベルナの手伝いを続けていた。
光導教の信徒であっても、とても熱心な者ではない限り女神の姿を見ることができるようになっていた。当の女神曰く、それなりに急な信心の増加なのだという。
その理由は封天樹にあった。あの樹を街中に出現させたことこそが神の奇跡であり、人々はその実現を観測していた。たとえそれが『力ある魔術師が行った実験』だと伝えられていたとしても。そうなれば、それを成した者への敬意や感心、恐れなどの形を経由してクベルナに注ぎ込まれていく。
――このまま信仰が増えていったらどうなる。生きるって目的を達成できたら、それで終わりなのか?
気がかりなことはいくつかあった。
神を信じるというのは宗教だ。であれば、クベルナはいつか光導教と衝突するのではないかと考えた。ダミワードの教えでも、サヴィから借りた歴史書にも、二つの教えがまったく争いもなく並び立った例はなかった。
そんなことを考えていたせいか。ガヴ中央十字通りで、彼は見覚えのある、ポケットだらけの僧服の大男が、仰々しい獣線車に乗っていたのを見逃さなかった。
専路から落ち着きなくあちこちを見回すテクーを見つけた。光導教の一員を。相手もこちらの姿を認めたらしく、牛の形をした獣線車が歩みを止めた。
クベルナは興味のあるものを見つけて店に入っていて、オートは従者のように、外で待っていたときだった。
「おぅ、オートさんで」
「テクー。久しぶりだ」
太陽を捧げ持つような動作の礼を受けて、オートは手を挙げるだけで応えた。
車から降りて近づいてきた巨漢が、テクーだけでいいでと笑った。オートよりも(おそらく)一回り近く年上だと聞いたのはこのときだ。テクーさんと言い直すと、友人同士なんだから呼び捨てで構わないということになった。
以前よりもずいぶんはつらつとした様子で、テクーはやりがいに満ちた生活を送っているようだった。必要とされているのだ、と彼にはすぐ察しがついた。求めていた、求められている生活を送っているのだと。
ただそれを素直に祝福できるかは別だ。よかったな、という前に少しだけ抵抗があった。
「来週はじめの光の日……明日だ。寝て起きたら、大きなことが起こるんだで」
言いたくてたまらない、しかし言ってはならない秘密を抱えた子供のようだった。図体は大きいが、これまではそういう経験をしてこなかったのだろう、自分だけが知っていることに優越感を持っているのは明らかだった。
ただ、本人だけがその気持ちに名前を付けられずにいるのだ。
「どんななんだ?」
「あー……申し訳ねぇけど、言っちゃダメだで。でも、これは、誰にとってもすごいことだってことだけは間違いねぇです」
「そうなのか。楽しみだな」オートはそれだけ答えた。
「テクー、もう出発しないと時間が少ないんです!」
銀線細工の同乗者が声を張りあげた。テクーはもっと話したかったのか、物足りなげだったが。すぐ大きく頭を振った。横ではなく、縦に。
「もう行かねぇとだで。すまん、オートさん」
「いいよ。お勤めがあるんだろ。いまなら『頑張れ』って言っても大丈夫そうだ」
テクーがきょとんとした表情を見せてから、破顔した。
「んだ。おではもう大丈夫なんだって思う。ああそうだ、オートさん」
「なんだ?」
子供は秘密を抱えたままではいられなかったらしい。テクーがひっそりと耳打ちをしてきた。大の男の吐息が耳にかかり、オートは身震いした。
「おめさんの言ったとおりだったで。やっぱり神さまはいます」
それだけを告げて、いそいそと車に乗り込んだ。牛が金属をうならせて歩を進めていく。窓から身を乗り出して、テクーが手を大きく振っていた。銀線の鹿の立派な角に袖をひっかけそうになって、隣に座っていた美人の女に叱られているのが最後に見えた。
宝石店から出てきたクベルナが、釈然としないという顔をしていた。
「あたしが作ったほうがマシな宝石ばかりだったわ。ヒトの使う魔術とやらで作られた偽の石ばっかりじゃないの」
「装身具にはなるからな。大地の女神だっていうんなら、自分で作れるんじゃないのか」
オートの提案に、女神は呆れの表情を隠さなかった。
「あんたね。自分で作った粘土細工を、喜んで身にまとう女がいると思って?」
魔術は万能に近いもので、術者しだいでは金や銀、宝石も自在に造り出すことができる。ミアタナンでは『魔術の端金』と称されるものだ。身を飾る模造品としてはともかく、金銭的な価値を持たないことになっている。
大店はもちろん、個人の店であっても魔術の端金かを見抜くための検査機を備えているところは多い。
その施法が、魔術師がより大きな権力を持たないための対抗措置であることは明らかだった。だが、圧倒的な賛成で迎え入れられた。検査機を作るのもまた魔術師であり工匠なのだから、儲けが欲しければそれを売って稼げばいいのだ。
「勉強不足だったよ」
「その通りよ。もっと、このあたしをわかろうと努力していればいいの」
そのあと、ヒトが丹精を籠めて作ったものや偶然や物語を帯びて掘り出され、扱われた石だからこそ価値があるのとしばらく講釈が続いた。
そうしているクベルナは楽しそうだった。土と、それに含まれているものについての知識は驚くほど豊富だった。
一通り語り終わった女神が満足したのを見計らって、オートは温めていた提案を口に出した。
「そろそろドサ回りじゃなく、神殿とかに偶像崇拝でもいいんじゃないのか。もちろんウチ以外で。神殿はいいかげん移転してくれ」
ソファ寝の生活が、そろそろ切なくなってきたオートである。クベルナははつらつとした様子で、いつも通り彼の二歩前を行く。
「そうね。邪魔な建物が多いし、少し平らにしてとっても大きな神殿を立てるのもいいかもしれないわ」
イヤよと反発されると思っていたが。意外なことに女神は寛容だった。覗き見ると、前を向くその視線すら優しげで、逆に身構えてしまう。
「どんな神さまも、こんな風に信仰を集めるために苦労してたのか?」
「まあ、もっと単純な方法もあったんだけどね。もう達成できることはないから忘れてかまわないわ」
移動屋台を見つけて近寄ったら、どこかで見た覚えのあるものだった。呼び込みをしない、不愛想な、大きな鉤鼻をした店主の顔も。またしても卵は今朝取りだと言われた。
人間の卵で(そんなものはないとオートは信じている)作られた皮に包まれた、イチゴの薄甘焼きをかじりながら、女神がそう言った。思わせぶりだった。
「どういうんだ、それは」
「なぁに、教えてほしいの? ダメよ。あんたは自我について、ちゃんと考えてみなさい……しもべよ」
宙に浮く伸びた影から獅子が現れる。己の食欲にしか従わないような、屈強な生き物だ。それが女神の指のささやかな動きだけでひれ伏し、主への屈服をつまびらかにしている。
――街中で堂々とそんなのを出すのかよ。
気がかりのひとつが表に現れていた。
封天樹の出現からこちら、信仰を徐々に増やしていった女神は、ほとんどやりたい放題だった。
当然、騒ぎが巻き起こる。魔術師がまたぞろ阿呆なことをやりだしたのだと思われているのだ。魔術を使う者たちがあまりいい顔をされていない理由、それがこういった部分に表れていた。あまり生活の役に立つこともなく、ただ破壊をまき散らすだけであることが多いのだ。そんなものと同一視されている。
「クベルナ!」
「あたしは力を取り戻した、だったら次にやることは楽土を作ることでしょ!」
「お前は……自分の言葉を思い出してみせろよ!」
生きることが目的だと語っていたクベルナ。それがいつすり替わっていた?
獅子を手綱もなく乗りこなす女神が、楽土と語る。
それはいつかの夜に、死と百獣の女王が目指していた目的のはずだ。オートの目の前で、実りのつややかさに輝く髪だったはずのそれが、血に汚れたように赤黒く変わっていく。帯電しているのか、小さな光がいくつも散る。
女神とは、これほど感情の起伏が激しいものだったかと疑った。ついさきほどまでは春の機嫌だったのに、いまでは嵐だ。
もちろんオートの中にはどんな答えもなかった。女神の内側にしか存在していないのだ。見目麗しい顔かたちはまったく変わっていない。ゆるやかに持ち上げられた腕も、そこから伸びた人差し指も。
「あれを見なさい。盗人よ」
まさしく神の託宣だった。指の先には一人の男がいた。いくつかの種族が混じっているのか、特徴の捉えづらい格好だ。それが走って、二人へと向かってきていた。ただ急いでいるだけではなくて、焦ってしきりに後ろを振り返ってはいたが。
「スリだ、捕まえてくれ――えっ、もう?」
曲がり角から財布がすられたであろう男が飛び出してきたときには、スリは路面に倒れ伏していた。全身をのたうって、どうにか魚になろうと跳ねているようだった。
クベルナの指先へと、凶器の姿をした蜂が戻るのをオートは見た。
「まさか殺したのか」
「他人のものを奪おうっていうんだから、それなりに痛い目に遭った。それだけよ」
痙攣が終わったスリは、追いついた男に起こされていたが。その胸は上下していた。そのまま引きずられていったので、生きてはいるのだろう。
「……まあ、そうだな」
オートの記憶は三か月と半分ほどの分量しかないが。それでも期間でも、脛に傷のある身になっていた。他人の屋敷に大勢で押し入り、財産を強奪し、不当に消却した。ついでに家主を蹴ったりもした。人助けという大層な題目の影に、報復の刃を隠し持っていたことは確かなのだ。
法の関与しない場所での一幕ではあった。だからこそ、自分もまた復讐される立場にあるということをときどき思い出す。
「殺しはしないわ。まだ力が足りないの。でも信仰は集まってきてる」
「だったらこんな風にでかい毛玉なんて出して、無駄遣いするべきじゃないだろ」
「神の力ってね、そういうものじゃないの。信心は常にあるものだから、無尽蔵よ」
「魔術に似てるんだろ。自分の内から出る力なんだから」
「枯れ枝やほかのやつらの用いるものと、神の力を混合するなんてね。ヒトごときが使うのは己の内から絞り出した魔力。神であるあたしが使ってあげてるのは、信仰っていう外から流れ込んでくるものよ」
それこそが、当初はムゥが女神を見つけられなかった理由なのだろう。魔術と神の力は、根本から別の原理によって成り立っている。
「でも、そうだって過信してたからお前はこっちに逃げてきた」
「逃げた。あたしが? ……あたしに逃げたって言ったの、おまえごときがっ!」
激高したのは、それが重大な理由であるからにほかならない。それでも獅子から降りようとしない女神をオートは見上げる。この女神を相手にするときは、いつも見上げてばかりだなと彼は思った。
「ここでもまた、お願いだからなにもしないでくれって遠ざけられたいのかよ!」
クベルナが深い嘆息をした。次にオートを見たときには、これまでと違っていた。無価値な――熱心な光導教徒を見るときの、なんの価値もないと断じる視線。それではじめて、彼は信頼の欠片が宿っていたことに気づいた。もう失われてしまっていた。
蜂が一匹、オートの腹に近寄っていた。一歩でも踏み出していたら、その刃に埋まっていたかもしれないと考えると、冷たい汗が出た。死が、これまでのどの瞬間よりも彼のそばにあった。
「信徒は増えてきてる。おまえはもう必要ない。価値のない石っころよ」背中を叩かれた獅子がうなりをあげ、歩き出す。「故郷のことなんて、話すんじゃなかったわ。そんなのはもうどこにもない。だったらここで新しく作るしかない」
なにもするな。
必要ない。
二人はお互いに傷をえぐりあったのだ。それも、仕掛けたのはオートからだった。
遠ざかる背中にかけるべき言葉を見つけられず、ただ見送った。チャンティ家から肩書がひとつ消え失せ、代行請負の事務所兼自宅、それだけに戻るということだ。
オートがただいまと声をかけると、ムゥが姿を見せた。
「おかえりなさい、所有者――」すぐにきょとんとした表情をする。質問されることはわかっていた。その答えも。「わたしの感覚器に異常が発生しました。クベルナの姿が見当たりません」
「異常じゃない。あいつは戻ってこない。もともとここが家じゃないんだ」
納得がいきました、と頷く。無表情のまま。
オートはそこに意味を求めようとしたが。そこに感じたものこそが、実は自分の抱いていた感情なのですと理屈をつけられてはたまらなかったので、やめておいた。
「悪いな。お前をポンちゃんって呼ぶ奴がいなくなった」
「構いません。寂しいのは、わたしよりもオートでしょうから……どうしましたか? わたしの中になにかを求めて、出た答えが実は自分のものでした、と言われたような、複雑な顔をしています」
「……ああ、まあ、そうな」
ソファと癒着しかけていたらしいサヴィが、珍しく玄関まで顔をのぞかせた。エルフの戦士服よりも身慣れてしまった、芋シャツ短パンのいでたち。それでも立ち上がったうえに五歩も歩いたのだから、感激する場面だった。
「いなくなったのか、あの小癪平野は」
「実は寂しいって思ってると見た」
「いやぜんぜん。むしろそれはオートのほうだと思うぞ」
「……俺もう部屋で寝るから」
散々な一日だった。路上で派手に喧嘩別れをしたあげく、家に戻ってみれば見透かされたようなことを言われるのだ。そんなにわかりやすい人間をやっていたつもりはなかったのに。
「しかも部屋は別人のものみたいになってる、ってか……」
思い切り溜息をついた。吸い込んだ息には太陽の――あるいは燦々と輝くそれをいっぱいに受けた実りの――においが残っていた。自分が変態臭いことをしてしまったような気分になった。
本の位置も変わっていた。知らない服が壁にかけられてもいた。当然のごとく女物だったから、なにも言えなくなる。いつ着るつもりだったのだろうかと少し考えた。
窓だけ開けておいて一階に戻った。
「部屋で寝ようって口実作って戻ったら女のにおいがして、気恥ずかしくなって換気だけして降りてきたと見た」
くいっと眉をあげてサヴィが言った。どこまでも図星だったので、通り過ぎる際にソファから伸びた足をくすぐっておいた。
「ひゃ、う、やめろっばか」
いつも通りのクッション投擲――ではなく。多蛇草が頭を軽くはたいてきた。おさわり厳禁だった。
彼女の対面に腰かけると、温度の低い視線が突き刺さる。家にも心地よい居場所がなくなっていた。もういっそ廊下で寝ようかとも思ってしまう。
「ほんっとに散々だな、きょうは……」
「具体的にはどういうことがあったんだ?」
「わたしも、聞きたいです」
台所からムゥもひょこりと顔を出した。天井を見上げてから、オートは観念して起きたことを話した。最後の、傷口を痛めつける言葉だけははぶいて。
そうして。
「――ふぅん」焼き菓子をかじりながら、サヴィ。
「そうでしたか」ムゥは言い残して鍋の様子を見に戻った。
「反応薄いなお前ら……」
「もともと入れ込んでるのはお前だけだぞ、オート」
そうなんだけど、とつぶやいて。オートはここにいない、尊大で浮きっぱなしの女神のことを思い出してみた。
なにか見返りを受けたわけではない。家を直すのにお金はかかっていないが、食費などのもろもろを考えると、赤字案件以外のなにものでもない。それでも彼が食らいついていったのは、この一件をやり遂げればなにかが得られるかもしれない、そんな曖昧な感触を追い求めていたからだ。
そしてそれは、浮かび上がる女神に顔を持たれて「手伝いをしなさい」と宣告されたときに生じたものだ。あの瞬間があったからこそ、彼は女神とやらの言い分を信じて動いたのだ。
「未練なのか?」
「そんなとこ。もう忘れる」
「それがいいと思うぞ」エルフが体を起こすと、目線がほとんど同じになった。「なあオート」
サヴィの弓に嵌っている宝石と同じ、濃緑の瞳がまっすぐに彼を見すえていた。クベルナとは違う色合いのうつくしさを持った女だ。それがこうして正面にいる。
「あまり焦りすぎないでほしい。私もムゥも、心配していたんだ。どこか無理をしてるって」
言葉をぼかすことをせず、真摯な気持ちをまっすぐに伝えてくるのがサーマヴィーユの流儀だ。いつもは好ましいそれが、どうしようもなくつらい瞬間がある。
「……ありがとうな」
「うん」
久しぶりに、その軽やかな笑顔を見ることができた。それだけで感情を飲み下した甲斐があった、そう思うオートだ。
「二人とも、食事の準備ができました。配膳と食器の準備をおねがいします。ポンちゃんと呼んでいたのがいなくなったので、サーマヴィーユは食後の洗いをお願いしますね」
「ぐげ」
ムゥが台所から呼びかけた。サヴィがつぶれたカエルのような音を出した。これからのことも大事だったが、目先の食事はもっとも必要なことだ。
信仰があるからと、食事をしなくても大丈夫になったクベルナは、ひとり……一柱きりで、楽土とやらのことを想っているのだろうか。
オートはその姿を想像しようとした。途方もない寂しさが彼を包んだ。
それは、人々のただなかにありながら、誰もいない廃墟に立ち尽くすようなものだと、そう感じてしまったのだ。
「そういえば、オート。明日は光の日だぞ。出店のいちばん多くなる日だ」
「宗教家に怒られそうな発言だな……それで?」
「とくに仕事も入っていなかったし、三人で食べ歩きでもしないか」
「いいですね」
ムゥはこういうとき、感傷的な気配を一切持ち込まない。サヴィが手に取った食器も三人分だ。彼は少しためらってから、一枚を棚に戻して三人分の皿を並べる。そうしている自分はなんだと思うと、胸に騒ぐものがあった。
「悪い。俺はあいつを探す」
「そうですか」
オートはムゥの無表情の中に、奉仕機械の寂しさを見た。今度は鏡ではなかった。
サヴィの変化も劇的だった。
「どうしてだ、オート」失望と、期待が裏切られたことに傷ついた表情。前にも一度だけお目にかかったことがあった。森に帰ったほうがいいと言ったときだ。「どうしてもか?」
なにも言わなかったが。気配で感じ取ったのだろう、サヴィは「わかった」と一言つぶやいた。あとは食器の音が響くだけだ。
それきり言葉を交わさないままその日は終わった。
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