【雑談】ピリオド。
ピリオドを打つとき。それはどんな気持ちになるものか。
この書評も後半は体調不良もあり、低速で進行中ですが、なんとか完走が見えました。つまり見えてくる、終わりの文字。今回はなんでもいいですけど、終わりについて考えてみたいなと思います。批判とかは何もないですけど、ちょっとさみしいテーマですね。
お恥ずかしながら、私はエタり常習犯なので、完結させるということがとても苦手です。趣味で物書きをしているのもありますが、何より「このシーンだけ書きたい」で成り立っているので、大体一章書くと満足してしまうところがあるんです。それは課題として向き合っていくので、ここではこれ以上触れませんが。
そんな私でも、「完結」と銘打った小説があります。こちらにはまだ載せていないのですが、とある公募に出したミステリー小説です。
結果から言うと落ちましたし一次も通りませんでしたしたぶん読んでもらえばわかるクオリティですが、それでも私にとってはやっとの思いで完結させた物語でした。
完結って、とても寂しいけど必要なプロセスです。
どんなお話でも永遠は存在しません。長くても、短くても、彼らの旅路には終着点があって、そこまで導いてあげるのが作者なのだと。ふと、考えることがあります。
作者が「完結」を打つことで彼らの物語は完結し、そしてまた動き出す。修正やスピンオフ、そういったものに向かって。
そして、作者の経験値は完結の積み重ねだと感じるのです。
起承転結が書けない作者は、どんなに素晴らしい導入を書けても展開が尻切れトンボになったりします。それは物語もやっつけになるし、悲しいことです。キャラクターが可哀想。
逆にどんなに短い話でも、書ききるということは作者の自信に繋がるし起承転結の経験値も増えるんだなと、物書きをして感じます。
今回は一段ととりとめもないことを話していますね。オチとかないんですよこれ。ただ終わらせるって大切なんだな、自分にとっての財産になるんだなって感じて書いてます。
そういうわけで、私はまだまだ物書きとしては至らぬ身ですし、完結した話も多くはありません。が、完結まで亀の歩みでもいいから、進んでいく。それが物書きとしての経験値であり、足跡になると信じています。
この書評も同じ。私の完結までの足跡。あと四冊です。お付き合い頂けると、幸いです。
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