【雑談】あらすじ。
あらすじって大事なんですね。
何を今更とおっしゃるかもしれませんが。かくいう私もカクヨムで読む小説をあさるとき、何を見て一話目のボタンをポチるかと言われれば、タイトルキャッチコピーあらすじの三点セットでした。戦いは外側から始まっているんですね。
私の書評のなかで、「あらすじがわかりやすくていい」とお褒めの言葉を多数(自己申告)頂いております、ありがとうございます。その物語を書いたのは私ではないけれど嬉しいです。要約の力はあるみたいですね。
ということで、今回は平和にあらすじのお話です。
書評や感想文を見るんです私。人様の書評は自分がどう書くかの参考になるし、着眼点に感動することも多くて。
でも読んでて思うんです。「あれ?あらすじなくていきなり感想書くんだ」「あらすじは本家さまのコピペなんだ」って。
書評や感想において、あらすじを改めて載せるかたってそんなに多くないようです。それは「既にその本を読んでいてあらすじを知っているから」「リンク先にあらすじが書いてあるから」かもしれません。いいんですそれは、本体は感想ですし。
でも私の場合、自分の理解を整理するためにあらすじを書きます。
たまにいらっしゃるんですよ。「あらすじを書くのが下手だ」「自分でもあらすじがわからない」。前者はともかく作者さまや書評する人間が概要を知らないのはまずくないですか?中身朧気な輪郭でどうやって感想を書くんだろう、と思うわけです。
もちろん、コピペでもいいんです。でも、これは私の勉強していたときの持論なんですけど、「見るよりも書いた方が覚えやすい」んです。教科書をパラパラーっとめくっただけだと知識が頭に入らない。単語を繰り返して書いて、教科書をまとめ直して、やっと自分が使える知識になる。私が書いて覚える人間だったせいもあるでしょう。
インプットしてアウトプットする。すべてに通じますよね。それをあらすじを使って実行しているに過ぎません。
たかがあらすじ。一から新しい文章を作るわけではありません。元となる小説があって、私はそれをなぞっているに過ぎない。
されどあらすじ。要約というのは意外と労力を使うんです。十万字の小説を(冒頭だけとはいえ)数百字に凝縮するんですよ?それで魅力を伝えられたら、万々歳じゃないですか。
だから、私のあらすじを褒めていただくのは、書評のみならず私なりの熱意の形が伝わったものと勝手に思い込み、喜んでいます。ありがとうございます。
熱意というのは文字から伝わるんだ、というのもこの書評をやっていて嬉しかったことです。私のスタンスが熱意あるとわかってもらえるのだと。でもそれはまた別の機会に話しましょう。
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