【雑談】作家。

 恒例のやつ。

 今回は持論展開……ではなく、好きな作家さんや小説のお話をしようかと。あんまりね、過激な発言は良くないですからね。

 とは言え、私の好きな作家さんや小説はメジャーなところが多いですので、新発見!という感じではないかと思いますが。なお、私の趣味によりミステリ作家さんが多くなります。

 以下敬称略です。


【アガサ・クリスティ】

『そして誰もいなくなった』を初めて読んだときの衝撃や。中学生の夏に読んだのですが、ミステリ好きに拍車をかけた運命の出会いでした。その前から本は読んでいたのですが、ミステリというジャンルにどっぷり浸かるようになったのはこの小説のおかげです。クリスティの小説は賛否あるエンディングも多いですが、ミステリの様々な可能性を提示しているような気がして私は好きです。


【東野圭吾】

 メジャーと言われてもいい。日本人作家さんですと好きなミステリ作家でまずこの方を挙げます。初めて読んだのは『天使の耳』という短編集でした。国語の先生に薦められて読んだのですが、表題作の『天使の耳』のエンディングにぞくりとした思い出があります。展開にときめいたのは『マスカレード・ホテル』でしょうか。あれはいいお話の構成でした。点が線になる瞬間がミステリの醍醐味と思っているので。


【伊坂幸太郎】

 文体に個性がありますが、私は好きです。『死神の精度』というオムニバス形式の小説が少し不思議な感じがして気に入りました。初めて読んだ伊坂先生の作品です。あとは『グラスホッパー』から始まる殺し屋シリーズが、殺し屋という題材にも関わらず軽快なテンポで進むので面白いなあと読んでいました。


【雪乃紗衣】

 角川ビーンズ文庫の『彩雲国物語』、序盤はそれこそ女性向けの逆ハーレムみたいな構図なんですけれども、後半の政治色めちゃくちゃ強い展開が好きなんです。あとは語彙が詩的で綺麗だなと感じていて、『レアリア』も買って読み進めています。綺麗な語彙を学ぶ部分が大きいです。


【宮部みゆき】

 ジャンルの幅が広すぎる。『ブレイブストーリー』『模倣犯』『おそろし』……あげたらきりがなさすぎる。時代小説を多く書かれてるのが意外で、でも面白いんです。時代小説なんてそれこそ北方三國志くらいしか読んでないのであまりご縁がなかったのですが、思ってたよりも読みやすくて感動した思い出が。


 作家さんはこのような辺りでしょうか。本の虫と言えるほど読めてはいないので、ご紹介できるほどではないのですが。

 ちなみに鬱展開が大好きと言っていますが、いわゆる「イヤミス」が好きという意味ではありません。むしろあの辺は求めてる展開じゃないというか、ううん複雑な好みで申し訳ないです。

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