オイリーガール

作者 しきゐこづゑ

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★★★ Excellent!!!

たわいも無い日常からささやかな非日常へ。

その道先案内人は、旧き名車ポルシェ。

いたずらに走り回るわけでも無い、愛車と過ごす
至福のひと時を描くドラマです。

だがしかし、本来車好きの楽しみ方など千差万別。
誰かに倣う楽しみ方なんて必要はないのです。

そんなクラシカルにして名だたる名車を愛する
車好き全てへと捧げたい。

ワクワクする様な素敵なドラマです。

★★★ Excellent!!!

これは驚いた!! まさかここでこんな一作に出会えるとは!!  モチーフとして登場するものはあまた、しかしナロー自体が小道具としてでなくこれだけ前面に出た書籍は15年程前の「ナローポルシェの憂鬱」がワンアンドオンリーだった。これは自動車誌連載エッセイを纏めたもので、既に絶版の現在は恐ろしい事に中古で3万円とか4万円の値が付いている。そんなカルト的世界、ストーリー物のこちらの「オイリーガール」はそう言った意味では、新たなナローポルシェ小説の金字塔たる予感がする。登場人物はコミックテイストであり正直端々の粗さも否めないがそんな事は差置いてもポルシェファンの自分は問答無用に楽しめた。確かでマニアックな愛があり912と言うチョイスもフックが効いている。ポルシェやナロー問わず古い車が好きな向きにはきっとたまらない内容であろう!! 大推薦!!

★★★ Excellent!!!

ドイツの自動車メーカー『ポルシェ』と言えばどんなイメージでしょうか。

オシャレなクーペ? それともチャラいお金持ちが道楽で乗る車?
それとも首都高湾岸線をとんでもないスピードで駆け抜けるイメージ?

このお話先ほど挙げたどれでもありません。

頑固な老自動車整備士と孫娘が古いポルシェ(恐らく912だと睨んだ)をめぐって何やかんやするお話。

え?『何やかんやってなんやねん!』って? 読めばわかるさ……。

水平対向エンジンのボクサーサウンドが聞こえるお話です。
ぜひ読んでみてください。