第126話
昭和十七年四月二十日、私は三十八度に発熱と咳が一週間続き寝込んでしまった。その後微熱が続き帯広病院で肺浸潤と診断される。身近の人で多くの人が結核で死んでいる。
栄養を取って体力を付けねばと思うが中々手に入らない。
病気にご利益が有るという信仰へ尋ねて行ったり、生姜の全身摩擦を日に三度、日光浴を何度も続けているうちに秋には少し回復しかけて来た。
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