手配村

@reminton

第1話 転校生

俺は… 都心で普通の毎日を送っていたかった。 充実した毎日だった

恋人 親友 友達

何一つ非現実の存在しない

生活を送っていたかった…

俺は、殺しの罪を被せられ、

恋人、親友、友達

全ては俺を裏切った。

居場所のなくなった俺は

とある村へ引っ越した

俺の名前は

風埼 ふうざき ゆたか


「ゆたか…お前が殺したんだろ?

正直に言えよ!!」

「なんの話だよ!!」

「ゆたか 悪いけど俺もうお前無理だわ

自分の友達が人殺しなんて!!考えられねーよ!!どっか行っちまえ!!」


「ゆーくん… ごめん もう私 付き合えない」

嫌な記憶を思い出す。

「なんなんだよあいつら!!俺は人殺しなんてしてねーよ!!くそっ うわぁぁぁ!!!」


「風埼豊!!見つけたぞ!!!」

「俺はやってない!!違うんだなにかの誤解だ!!」


「ごちゃごちゃ言うな!!この村にいるやつらは全員人殺しなんだよ!!」



「そうかよ… もう話もできねんだな。」


「死ね!!」


「悪いな… 銃とかの武器の使い方は

映画とかでよくみてるからな…」


やっちまった…

目の前に横たわる 俺を手配者と勘違いして

この村まで来た男。

そうかよ…誰も俺を見てくれねぇし

信じてくれないんだな。

俺はその日

1人の男を殺した。

その男が腰に下げていた銃を奪い取り

怒りに任せて 頭をぶち抜いてやった。


「そう言う村だからな。許せ」

話が通じないくらいなら

やられる前にやるしかねぇだろ。


分かったよ 今日から俺はこの村一番の

人殺しになってやる。そして、俺に罪を被せやがった野郎を探し出して

制裁を加えてやる


その日から俺は 善人を捨てた


「おお新入りさんかな?」


「誰だ…」


「誰だ…か ふふ、君と私

同じ立場だと言うのに

まぁいいや。 私は


夢野 ゆめの ゆき

君と同じ

罪を被せられ この村に追いやられた

1人

よろしくね。」


「風埼 豊だ。つい最近、この村に追いやられた。」


「皮肉だよね。私たち 罪を被せられてここにいる。豊君 目的は?」

「この村一番の人殺しになって。

俺らに罪を被せたやつを探し出して

殺す。 それだけだ。」


「私も同じ 明日から仲良くね。」

「ああ…」


続く

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