第7話 初錬成に続く初戦闘


「では、僕は何を作れば良いでしょう?」

「ケイに作ってもらうのは“快復の軟膏”ね。町人痛や痣に良く効くやつ。

 こちらは材料の指定があるけど、作成自体は特に難しいものでもないわ」

「ああ、臭いやつね」

「硫黄の臭いがするやつです」


 どうやら俺が作るのはそれらしい。こちらも同じく患部に直接つけるタイプの薬品であり、町人痛――つまり筋肉痛や内出血などの表皮下系のダメージに作用する薬だ。特別に必要な材料の一つに生の卵があり、これが加工後に匂いの原因となる。一部では安価な獣避けの需要もあるだけあって、その匂いは酷いものである。効くんだけどねぇ。


「硫黄は危ないのでまだ使わせません!

 卵は指定だけど、あとは浄化と増幅の作用を持つ2つ以上の素材が必要です。1つの素材には複数の作用があって、その組み合わせも考えて錬成する事も考えなければなりません。

 ちなみに今持ってきた素材はどんな組み合わせでも毒性は発現しないので、自分が思う、最適なものを選んで混ぜてみて」


 ハードル上げすぎぃ?!

 いきなりの難題に横で見ていたコリンが顔をしかめて心配してくる。


「わぁ、難しいね。ケイ、どうする?」

「どうするも何も、知ってる素材でやり繰りするしかないでしょう……」

「最適解! それが一番よ!」


 これが錬金術の面白いところよ! と言わんばかりのハイテンションな母からそっと視線を外し、大きな机に所狭しと並べられた素材群を見やる。

 確かにパッと見では多いが、どれも見覚えがある。それどころ食卓に並ぶような可食物も多い。下手に薬草類やキノコ類に手を出すより、同じ薬効があるというこちらの食品から選んだほうが良さそうだな。

 これらを俺の知識と照らし合わせ、一つ一つ組み合わせていくと――


「ふむ。まず、“快復の軟膏”の効果はさておき。その問題点はその卵の腐った臭い。錬成の過程で急激に熟成させているのではあれば、それを制御できそうな保存料を添加すべきでしょう。身近で安価である利点を損なわない保存料、腐りにくいものといえば菜種油。増幅の作用を持つ素材はこれで決まりです。

 次に浄化の作用。手っ取り早く清涼な水にしても良いのですが、油は水に馴染みにくい性質があり、どうせなら、これそのものにも殺菌作用を持たせることで腐敗を抑えられそうな素材でいきましょう。ここで僕が最適だと考えたのが食用酢。これイイですね、あつらえたかのようです。

 それでです。生卵と酢という、生物ナマモノプラス匂いのきつい材料を使用してしまった以上は、何かしら香り付けを施さなくてはなりません。香り付けの代表格といえば香辛料、その中で増幅と治療促進の要素を同時に併せ持つブラックペッパーを使ってはどうでしょう。これなら日常的に食卓に並ぶだけあってコストもかかりませんし、何かしら治療促進による、元々期待されている効果とのシナジーが見込めるかもしれません」


 とん、とん、と次々に材料をピックアップしていく。

 油、酢、胡椒。卵以外の添加物は全て瓶入りで、そのシルエットも馴染み深い。

 思いの外、最強の組み合わせが成立した気がする。

 遠い記憶の片隅で、何かの衝動が唸りを上げるが、今のところその正体を俺は掴めないでいた。


 これ以上の組み合わせは無いはずだ。

 人類史に誇れる偉業ともいえる組み合わせであると自負できる。

 なのになぜだ、決定的に何かおかしな事をしている気がする。


「ええぇぇ……、あの一瞬で何だか物凄く本格的なことを考えたわね……」

「素材選びに本気出しすぎだよぉ!!」


 急に饒舌にまくしたてた俺を見て、各所から悲鳴が上がった。

 そうさ、俺は本気を出したのさ。大和魂を見せてやるッ!

 

「たぶん、これで間違いないと思います」

「確かに、実用を突き詰めたレシピだと思うわ。これ以上の事は実際に作ってみないと分からないけど、大丈夫。私の経験則をもって保証するわ。ちょっとやってみせて」


 母に促され、俺は釜へと向かう。

 手のひらから魔力を放出し、溶媒を自らの魔力で満たす。


 青白く発光する板が現れた。

『錬金術の世界へようこそ!』と書かれていた。

 現地語を中心に、小さく英語・ロシア語・フランス語・中国語・ヒンドゥー語・日本語・韓国語などで翻訳された案内板。小さく下に“[+]more languages”と英語で書かれている為、おそらく地球のメジャーな言語は網羅していると思われる。

 その見かけは俺にとってひどく見慣れたものであり、初代DVR没入型仮想現実マシンから続く伝統のバニラGUI。この世界に似つかぬ、生前の最先端技術の片鱗であった。


 ――まさか、この世界はゲームの中か?


「親方っ! 釜からポップアップが!」

「錬金釜に、従いなさい……」

「それはさっき聞きました!」


 唐突に浮上した疑惑にテンパる俺に、エリーはNPCみたいな受け答えをするが、彼女は問題なくこの世界で生きる住人だ。物凄く、してやったりなドヤ顔でこちらの振る舞いを楽しんでいた。

 さも、自分も同じ道を通ったのさ……、という温かく見守る顔だ。

 こっちの気も知らないでっ!


 このまま狼狽えていても埒が明かないので、気を取り直してウィンドウを操作する。

 エントリーとかかれたボックスをタップ、魔力による登録認証を一瞬で終え、ビジュアル化されたチュートリアルデモを光の速さでスキップ。メニューに直接飛ぶ。

 タブ化されたメニューには錬金釜を使用する各種工程がズラリと並んでいる他、拡張機能である『MOD』も見受けられ、それらを使用するか否かでポップアップが浮かんでいる。

 その内容に一瞬、目を奪われたが今は訓練中。すぐさま見て見ぬフリして、ひとまず素材合成を選択し、これまたわかりやすくビジュアル化された画面から設定を眺め、それっぽく編集してユーザ設定とやらに保存してからようやく一息ついた。


「準備完了です」

「えらく早いわね」

「最初のやつ飛ばスキップしましたから」

「「あれ飛ばせるの?!」」


 インターフェイスの操作は最短最速最適化。

 ゲーマーとはかくもせっかちな生き物なのさ。

 新天地に旅立って早三年。今となっては懐かしい感覚だ。


 はい、作業を再開します。

 卵を割って卵黄を窯に放り込む。

 続けて酢、油、胡椒を投入すると、自動レシピ候補から“快復の軟膏(相当品)”というものが現れたので、それをタップして詳細を表示。初期の必要魔力は微々たるものだったので、ユーザ設定で最大まであげて予想品質を最大まで底上げする。倍プッシュだ。

 ところで相当品とは何だろう、とは思ったものの、すぐに合点がいった。

 素材群はいつもの“快復の軟膏”とは違う光に変化し、溶媒に浸透していく。


「あれ? 何か別のできてない?」

「相当品とのことですが、問題なく“快復の軟膏”のハズです」

「うん。一応、回復系の光だから続けてみましょう」


 思ってたのと違う結果に胡乱げな目線を送るコリン。

 年長者としての見解をしつつ、未知のレシピによる知的好奇心を抑えられないといった様子のエリー。

 対極する2つの目線をいなしつつ、釜をかき混ぜていく。

 妙にドロリとした粘性の高い液体を万遍なくかき混ぜていき、魔素が十分に行き渡るようにしていく。完全に溶け出した段階で先のコリンと同じように光は収束していき、やがて一つの物体を創り上げる事に成功した。


「できた……」

「「お、おお?」」


 釜から取り出したのは、黄色味がかったクリーム色の容器。蓋と思わしき真っ赤な物体は頂部に切り目がついており、そこを開封することにより内容物を取り出すのだろう。容器はどうやら無色透明にほど近く、手に持つとぐねりと軟性を持つが、滲む様子は一切なく防水性に優れている。


 この世界ではあまりに特異な、この容器を。

 おそらくそれに収められているだろう謎の物体を。

 俺はとてもよく知っていた。


「――マヨだこれぇ……っ!」


 そう、マヨネーズを作ってしまった。

 考えてみればそうだ。使用した主な素材は卵、酢、油。

 日々家庭に並ぶ量産品は他に様々な添加物を入れるが、マヨネーズの最低条件は十分に満たす。ご丁寧に胡椒まで入れてしまったから、それはもう美味しく頂ける事だろう。

 さらに驚きなのが、これを収めるPET容器がこの錬金釜から出てきたこと。ガラスでも驚きなのに、なにゆえこの高分子素材が錬金釜から出てきたのか。オーパーツも甚だしいわっ!


「凄いわこれ。見たことない容器だし、〈鑑定〉で見たら効果も申し分ない!」

「しかも本当に臭くないっ! これなら気軽に使えるね!」


 一人でに頭を抱える俺を気にもせず、“快復の軟膏マヨネーズ”に目を奪われるエリーとコリン。

 コリンそれは食品です。調味料です。実の姉やそのご友人のスノーエルフたちが身体にマヨネーズ塗りたくってる光景を見たいとは思えません。そこまでの境地に至っておりませんので勘弁してください。


「えっとこれ、多分、食べ物でイメージしたので、きっと食べ物です」


 縋るような俺の告白に、またもや驚きの声が上がる。


「えっ! どうやったらあの軟膏が食べ物になっちゃうのよ……」

「まあ、全部食品だし、そうイメージしたら、食べ物になる……わよね?」


 呆れ果てたコリンと、経験則からして問題ないけど半信半疑なエリー。

 二人は一瞬だけ目配せし、同時にこちらを見る。

 何かを期待している。こっち見るなっ!


「「……ケイ?」」

「……なんでしょう」


 ぶわりと冷や汗が吹き出る。ヤバい。


「いってみようか」

「嫌です」


 コリンの軽い言葉のジャブを一蹴する。


「あのねケイ。錬金術で食品を作り出す試みは珍しくないわ。それによって数々の食料品が生まれてきたし、それが地域の食卓を支える事だってあるの。だから――」

「だからなんだっていうのですか……っ!」

「いってみようか!」

「嫌ですっ!」


 ええい! やっぱそれかよクソッタレめぇ!!


「あ、逃げたっ!」


 素早く包囲網を形成しようとする母娘から、俺は懸命に逃れるべく足元に魔力を込めて即席の強化を行う。これは正規の“肉体強化”の魔法ではないが、日々の運動トレーニングに使えるだけの実績はある。十分に強くもなれるし、速くもなれる。

 この中では一番経験の浅いコリン方面に突撃し、首根っこめがけて伸ばされた腕を難なく回避、真っ直ぐドアに突撃したところでそれには触れず横っ飛びする。

 ボール状に形成された蔓の塊がドアに激突し、炸裂した。


「――なっ、避けられた?!」

「そうくると思いましたよ!」


 これは母が放ったドルイド系中級魔法“蔓の拘束”だ。

 地球上でいう中型獣クラスなら難なく無力化できるお手軽非殺傷魔法。掛かると幾重にも蔓が巻き付き、スマキにされる。大の大人でも抜けだけないだろう。

 どうやら母はガチでこの得体のしれないマヨを息子の口に放り込みたいらしい。

 エリーはすぐに構え直し、次の詠唱体制に入る。構えが本気すぎて怖い。


「捕まえたぁ!」

「残像だ」

「ぐえっ」


 数秒遅れてやってきたコリンのタックルをサイドステップでこれまた躱し、ドアの前に舞い戻る。

 頭を打ってふらつくコリンの手を取って肉盾に。前方に向けて開放、追撃で放たれた“蔓の拘束”を姉共々、安全距離にて無力化する。

 ひぃ! やべぇよこれ、一瞬でスマキにされてらぁ。


「もがぁー!」

「きゃー、ごめんコリン。ケイ! お姉ちゃんをなんだと思ってるの!!」

「息子をモルモットにする人に言われたくありませんっ!」


 お互いに叫び合いながら手をかざし、ピタリと動きを止める。

 エリーはお馴染みの拘束魔法。俺はそれを撃ち落とせる程度に加減した“火矢”を。

 本当は一度練習した“種火”の方がいいのだが、アレは些か爆発力がある為、専用の射出系魔法であるこちらを選択した。

 2人同時に発射待機で睨み合う魔法版メキシカン・スタンドオフだ。


「いつの間に“火矢”を……。本気なの? ケイ」

「まさか。アレを落とす為であって母さまを害する気は毛頭ありません」

「なら安心。にしてもその戦闘センス、やっぱりキース君にそっくり」

「おかげさまで」

「もがぁ〜」


 いくつかの問答を交しながら、お互いに魔法を微調整する高度な駆け引き。

 俺は両手に“火矢”を2本出し切ってしまっているが、エリーの左腕はフリーハンドだ。いつ、何が起こるかはわからない。ドルイド系魔法はとにかく搦手に富む。

 魔法の長時間の維持も禁物だ。魔力量の問題もあるし、ましてや俺は手にあるのは火の魔法。先程から指先が耐え難い熱気に包まれ限界が近い。


 魔法の維持は持って10秒。発射すればそれぞれ2秒は無防備。

 3発目までの僅かな死間デッドタイムをどう埋める?


 歴戦の魔女対3歳児。

 史上稀に見る大人げない戦いを勝ち抜くにはどうしたものか。


 マヨの試食を賭けて、母の研究室は未だかつてない緊張感に包まれ――


「観念して大人しくなさいッ!」

「謹んで断るッ!」


 それが開放され、戦闘は再開する。


 唸りをあげて飛んでくる緑の毛玉がなんと恐ろしいことか。

 目に見える1発目は自力で回避。

 間髪入れず飛んできた2発目でようやく“火矢”で撃ち落とす。


 続けて――3発目っ?!


「R・P・G!(※違います)」


 生前、何度も口にした掛け声と鍛えた回避術を駆使して辛くも回避。

 ギョッとしてエリーを観察すると、フリーハンドかと思われた左手の指の間。なにやら種のようなものを挟んでいる。こいつを使っているのか。ホンっと、子供相手に容赦ねぇな!


「あっー! 今のも避けるっ! ほんっとエルフ嫌ぁ!」


 膨れるママンかわいい。はい、ドサクサ紛れの4発目もどーん。

 にしても悪いなお嬢ちゃん。おじさん、若い頃はロケットランチャーでヘッドショット決めようとする頭のおかしな連中ばっかり相手しながら武器集めしてた時期があってな、なんだったらRPG持ちが1ダースで掛かってきてもハンドガン1丁あれば生き抜いてみせるさ。


「6回も避けたんですから勘弁してくださいよぉ!」

「嫌っ!」


 子供のような癇癪をおこし、もはや母親の威厳などあったものではない。

 もう1発飛んできた“蔓の拘束”をまたもや避けたはいいが、続く後ろからの襲撃には対応できなかった。


「そこまでだッ」


 威勢よく乱入してきたソレに、俺はものの見事に巻き込まれた。


「キース君ッ!」

「痛いぃぃ……っ!」

「もがぁ!!」


 三者三様に喚き散らす俺たち。

 キースはこめかみを抑えながら、口を開く。


「何があったか詳しく話を聞きたい。全員リビングに集合しなさい」


 ◆


 勝手知ったる我が家のリビング。

 肌寒い季節の中、今日も暖炉はぱちぱちと薪を燃やしながら部屋を暖めている。

 それぞれの言い分を聞いたキースは、静かに結論を口にする


「つまりケイが不本意ながら錬金術で未知の成果物を創り出し、

 その始末を押し付けあったのが今回の騒動だと」

「はい」


 そんな事をいいつつも、全員の視線の先はある一点に集中している。

 テーブルの中央部に神々しく鎮座するマヨネーズだ。

 ビジュアルがシュール過ぎるが、コイツはただのマヨネーズではない。


「で、これがそのブツであると」

「はい。僕が作った“快復の軟膏(相当品)”です」


 正直に答えてみせると、キースは破顔した。


「はははっ、これが? これがか。ケイ、何使ったら錬金術でそれが出来る?」

「まず前提素材となる生卵に。増幅の要素を持つ油、浄化の要素を持つ酢を混ぜ、同じく増幅と回復促進の要素を持つブラックペッパーも添加しました」

「ぶっは、それ完全にマヨネーズの材料じゃないか。食べ物だよ食べ物、調味料」


 マヨネーズ! 良かったこの世界にもあるんだ!

 パパ物知りで頼りになるぅ! 笑い事で済んだよありがとう!


「作ってて、食べ物の作り方なんじゃないかと思ったばっかりに……」

「マヨネーズ? 本当に食べ物なの?」

「ああ、色んな食べ物にも合う万能な調味料だ。生卵から作るからちょっと危ないけど、錬金釜経由なら安心だな。寧ろ私はこの作り方を勧めるよ」


 なるほど。この世界では衛生的とはいえない生卵を使うから、市場には出回らないのね、マヨネーズ。

 とはいえ、元々腐卵臭の強いアレが食べられるとは思えないエリーと、内心尻込みしている俺である。コリンは既に陥落済みで『どんな味がして何に合うんだろう?』と早くも食う気満々だ。だから俺の家族チョロ過ぎるんだよっ!


「でもキース君。これ、その『まよねーず』じゃなくて“快復の軟膏”よ? 本当に食べちゃっても大丈夫なのかしら?」

「心配ないさ。この容器――あー、どうみても軟膏に使うソレじゃないだろう?

 寧ろ料理にかけるよう作られたような形をしている。

 やはり錬金術はそれに適した容器を創り出すようだね。

 ほら、逆さまにして、ぶちゅーって」


 キースは食器棚から取り出した小皿に景気よくマヨネーズを捻り出す。

 実のところ俺も食べれるかは半信半疑であったが確かに見慣れたマヨネーズだ。

 星型のラインが馴染み深い。仄かにマヨネーズ特有の香りが鼻孔をくすぐる。


「キース君、食べるの? 食べちゃうの?」

「大丈夫だって、ほら――」

「「あっ!」」


 二人の制止を厭わず、マヨネーズを軽く指ですくって口に放り込むキース。

 しばらく味わった後に満足げな表情を浮かべて一言。


「何か回復するけど問題なくマヨネーズだこれ」

「食べちゃったよ……」


 一家の大黒柱、漢キース。

 そのお墨付きを頂いたこのマヨネーズは、俺、コリン、エリーの順番で試食した後、我が家の定番調味料と化した。

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