第202話 魔導師教会

「ここが魔導師教会です」


 天に伸びる白い塔。

 

「では入りましょう」


 エントランスルームは静かだった。正面の受付に女性が一人。

 日は差し込み適度な明るさはあるが、窓は少なく薄暗い。ほとんど壁際の燭台が視界を補っている状態だった。

 どこかへと通じているのであろう扉がいくつか見える。


「すみません、ニトと申しますが」


「お待ちしておりました、ニト様」


事前にシュナイゼルが推薦状を送っていたからか、俺が来ることは分かっていたようだ。

女性は黒いローブにおかしな仮面で目だけを覆っていた。

Vの文字を横に軽く伸ばしたような仮面だ。

俺が言えたことではないが奇抜なセンスだ。


すると女性は俺から受け取った推薦状と手元にあった紙を見比べた。


「確かにニト様でお間違いないようですね。ではニト様、こちらへどうぞ、おつきの方々はこちらでお待ちください」


どうやら奥には俺しか進めないらしい。


シュナイゼルから事前に聞いていたが、大魔導師の称号を取得するには、王の推薦状があっても試験を受けなければいけないらしい。

おそらく簡単な魔法の査定をされるだけとのことだが、魔導師教会は完全に国とは切り離されたものであるらしく、試験内容はその国の王すら知らないらしい。

なら何でこの国に施設があるのかと聞いてみたが、それは冒険者ギルドと同じで、“大国に設備や環境は必要だ”、ということだった。


「ちょっとここで待っててくれるか?」


軽く試験を受けるだけだ。


「応援しているのです!」と微笑むネム。


「どうせ直ぐ終わるでしょ?」というトア。


「ああ、シュナイゼルの話だと、そこまで大袈裟なもんじゃないって話だ」


「ここでお待ちしております」


すると最後にスーフィリアがそう言った。


「ウィリアムさん、3人をお願いします」


「心配は無用です、簡単な審査ですよ。ニト殿なら直ぐに認められるでしょう」


ウィリアムさんは、口ぶりからして、やはり魔導師教会については詳しい様子だった。

この人は前もこんな感じだった。


「ニトさん、終わりましたら是非、試験の様子などをお聞かせくださいね?」


相変わらずのフランチェスカだ。

慈者の血脈には興味がなかったようだが、英雄ニトとなると、この人の目は輝く。

俺は適当に「はい」と答えた。

「じゃあ、ちょっと行ってきます」


俺は皆にそう伝え、案内されるまま、右奥の扉へと進んだ。

――――。




 短く狭い廊下を抜け、一番奥の部屋へ入る。

するとそこには、広大な大地が広がっていた。


「……なるほど」


さっきまで室内にいた筈だ。

ということは……これは魔法か?

魔法を見せるには十分な広さだ。


するとそこで、他にも人がいることに気づく。


両端に長テーブルが用意されており、そこにそれぞれ年期の入った老人たちの姿が見えた。

合わせてざっと20人はいるだろうか?


「ではニト様、これより、大魔導師の称号に相応しいかどうかの試験を行います」


するとここまで俺を案内してくれた受付嬢が説明を始めた。

お前が説明するのかよ……

俺はてっきり、そこに偉そうに座っている爺共が仕切るものだと思っていた。


「シュナイゼル様より推薦状をいただいておりますが、おそらくニト様は、事前に何かしらの説明は受けておられると思います。ですが申し上げておきたいのは、魔導師教会という組織が、『国』というものとは、また別に存在するものだということです」


「……なるほど」


それはシュナイゼルにも聞いた。


「ここに集まっておられます方々は、それぞれ名の通った魔導師です。大魔導師という訳ではありませんが、それぞれ魔導師教会の厳正な判断により、『魔導師』と認められた方々です」


俺はそこで一つ疑問に思った。

今この人は「認められた」と言ったが、学院にいた頃も、それ以外の場所でも、通常、魔法を扱う者は冒険者であれ、この世界では魔導師と表されていた。

では、どういうことなのか?


「疑問にお答えしましょう」


どうやら俺の表情から察したらしい。


「まず魔導師教会が発足する以前より、魔導師というモノは既に存在しておりました。そして私が今、申し上げました『魔導師』というのは、魔導師教会が認め、『魔導師』という称号を取得した方のことです。表現としての意味ではなく、教会に認められ、その資格があると判断された方々のことをさします」


なるほど、つまりこいつらは、“口先だけ”の魔導師ではなく、世間的に認められた正式な魔導師ということか。

道理で偉そうな訳だ。

“我々こそが魔導師”と言わんばかりの面構えだ。


「なるほど、意味は分かりました」


すると受付嬢は続きを説明する。


「そして『大魔導師』の称号を取得するには、ここにおられます魔導師、全員の理解が必要となります。判断基準は3つ――魔力量、脅威度、職業です」


「え?………今、なんて言いましたか?」


「……判断基準は3つ。魔力量、脅威度、それから職業です」


「職業……ですか?」


「はい、何か問題がありますか?」

問題大アリだ。

答えづらい。


雰囲気で分かったのだが、つまりこいつの言いたいことというのは、王様の推薦状があれ、判断するのは教会だということだ。

だから俺のバックに王がいようと関係ないってことだ。

つまり贔屓はしない。


さて……どうしたものか?


ここにきて、またヒーラーという職業が足かせになってしまうとは……

だが正直に言うしかないだろう。

無理なら無理で仕方がない。


「あのですね? 実は俺の職業はヒーラーなんですよ」


「……」


すると受付嬢が言葉を忘れた。


「あの……」


返事がない。

するとその時、審査員の一人が話しかけてきた。


「職業については特例とし、不問としましょう」


女? 老人ばかりで気づかなかったが、その中に女がいた。

若い女だ。

この人もいわゆる『魔導師』ということか。


「ニト様においては色々と噂もあり、事前に職業については認識しておりました。ステータス確認の結果、ヒーラーであれば不問とし、魔力と魔法、そしてそれに基づく脅威度のみで判断するというのはいかがでしょうか? 噂は噂でしかなく、判断するのは我々ですが、おそらく通常の“ヒーラー”という訳ではないと推測します」


すると何やら審査員たちの話し合いが始まった。

こいつらからしてみればヒーラーは最弱であり、そんな奴が大魔導師になるなど、プライドが許さないだろう。


すると話し合いが終わったようだった。


「ではニト様、まずはステータスを見せてはいただけませんか? 内容については記録として残しません」


「分かりました」


ヒーラーであれ、俺のステータスを見れば、この表情も変わるだろう。


すると隣にいた受付嬢が――


「ではニト様、これからニト様のステータスを魔法であちらに投影しますので、少し魔法をかけさせていただきます」


受付嬢は審査員たちの間を指示しながら、そう言った。


「……わかりました」


投影とは……そんな魔法まであるのか、流石は異世界だ。


すると受付嬢は俺の肩に触れ、何やらボソボソと詠唱を始めた。

すると彼女の手の平に魔法陣が現れる。

なるほど、これで遠くに映し出す訳か。


――――。


「……」


ん?……


「……」


まだか?

少し経ったが、いくら待てど、投影とやらが始まらない。


「あのぉ? まだですか?」


「ちょ、ちょっと待ってくださいね?」


なんだ? 仮面で表情が見えないが、受付嬢は慌てている様子だった。


「おい! 何をしている!」


すると審査員の一人が待てず、怒り出した。

そりゃそうだ、俺だって早くしてほしい。


すると慌てていた受付嬢の手が止まった。


「できません……」


「は?」


突然、出来ないと言う受付嬢。


すると受付嬢は、審査員の方へ向き、


「申し訳ございません。どういう訳か、わたくしの魔法が効果をしめしません……」


その瞬間、審査員たちは互いに顔を見合わせ、驚愕の表情を浮かべた。


「効かぬじゃと?! どういうことじゃ?!」


真剣な様子で尋ねる老人。


「どういう訳か、魔法は発動しているはずなのですが……」


その先をどう表せばいいのか、戸惑う受付嬢。


「あの……」


そこで俺は提案する。

放っておくと、この問答が続きそうだ。


「直に見たらいいんじゃないですかね? 一人一人」


「……」


……。


すると固まり、考える審査員たち。

面倒臭いか知らないが、一番面倒なのは俺だ。


「仕方がないですね、この魔法は彼女しか使えませんし……」


どうやら投影魔法は希少なようだ。

だが使えなければ意味がない。


すると審査員たちは立ち上がり、それぞれ順番に俺のステータスを覗いていった。

――――。


「ぬっ! こ……これは……」


大体、全員がこの反応だった。


俺はこの部屋に入る前に、『隠蔽』を解いた。

つまりステータスに表示されているのは、レベル2009の数値だ。

調べたが、こいつら『魔導師』の平均レベルは大体40前後。

話しにならない。


だがこの世界ではこれでも偉大な方だ。

どこかの学校に勤めれば先生と言われるだろうし、宮廷魔導師にだってなれるだろう。


「ほげっ!」


「むっ!」


「げげっ!」


「なんじゃこれはぁああ!」


「ぬばぁああ!」


驚き方は様々だが、驚かない者はいなかった。

そして俺のステータスを確認した者から順番に、頭を抱えながら席へ戻っていく。

足のふらついた者までいた。


ふ……愉快だ。

愉快でしかない。

これではまるで俺がエリートのようじゃないか?

こいつらは現時点で俺よりも偉い。

世間的にそうだろうし、こいつら自身も先ほどまではそう思っていただろう。

だがこいつらの表情は、今、困惑を通りこし、恐怖に近いモノとなっていた。

恐れていないのは、俺のバックにシュナイゼルがいるからだろう。

それではこいつらは俺をまともな者だと勝手にそう思っている。


すると最後に、先程の若い女の審査員が、俺のステータスを覗いた。


「…………なるほど、そうですか。確かに、これは……話にあった通りですね」


すると、淡々とそう呟いた後、女性は戻っていく。

一番落ち着いている。


「これでステータスの確認は終わりです。では審査員の方々、挙手で構いません。異議のある方はお願いします」


…………。


受付嬢は尋ねたが、手を上げる者は一人もいなかった。


「では魔力については問題ないということですので、次の試験に移らせていただきます」


だが俺はそこで気づく。

審査員の誰もが、額に汗を浮かべ、ざわついている。


「異議ではないのだが、レベルが2009もある者を、我々はどう審査すれば良いのだ? 正直、私には無理だ……次元が違いすぎる。ここにいること自体に、場違いであるような感覚すら覚えるほどだ」


深刻そうな老人。

どうやら俺のステータスにショックを受けてしまったらしい。


「我も同意だ。はっきりと申せば、魔法を確認するまでもない。おそらく我には理解できぬ領域であろう。いや……ここにいる誰が、彼の魔法を正確に判断できようか? 脅威度に関しては申し分ないであろう。十分、大魔導師としての資格はある」


それぞれが同じことを言う。

魔法を見るまでもないと……


すると受付嬢がここにきて、司会者らしく仕切り始める。


「規則は規則です!」


すると老人たちは静まった。


「規則である以上どんな例外であれ、審査は行います。ニト様、あちらに向かって、お好きな魔法を行使してください。どのようなモノでもかまいせん」


「好きな魔法?」


そう言われてもな……


「はい、魔法の規模を確認し、脅威度を審査します」


さっきからこいつらが言っている『脅威度』とはなんだ?

良い気はしない。


「……迷うな~」


だが俺には一つ、気になっている魔法があった。


ステータスというモノは優秀で、使う前から説明文という形で、ある程度、魔法の情報を確認できる。

それは反転後であっても同じだ。

そして俺は、魔術『治癒の波動ヒール・オーラ』を反転したことがある。

そしてその後の説明文というのが、あまりにも異常だった訳だが、内容というのがつまり、一文も理解できないものだった訳だ。

主にそれは“詩的”な内容で、“夢は無であり”から始まり、様々な無について語られた内容だった。

好きな魔法というのはよく分からないが、これを使ってみてはどうかと、一瞬そう思ったが……


目の前は大地だとは言え、おそらくこれは魔法によるものだろう。

だとすれば幻であり、ここは建物の中である可能性が高い。

最初は転移だと思ったが、ここにてもエントランスルームにいるトアの魔力は感じるし違うだろう。

だとすれば万が一のことも考えなければいけない。

それに最悪、この国ごと吹っ飛ぶおそれがある。

要は、未来の俺が使用した魔法についての話な訳だが、俺はこれではないかと思っている。

だとすれば、これは使う訳にはいかない。

審査員ごと無に帰してしまっては、大魔導師どころか、犯罪者にされてしまう。

では、とりあえず……


「じゃあ、簡単な魔法でいいですか?」


「はい、どのようなものでも構いません」


この人もよくそんなことが言えるな。

想像力が欠如している。

俺を知らないのだろうか?

じゃあ適当に……これにしよう。


俺は大地に向かって手をかざした。


「【女神の血涙ディエス・ブラッドリー】――」


その瞬間、またいつものように、見慣れた血の女神が上空から顔を出した。


「なんだ……あれは……」


「なっ……」


「あれは……」


「何だ……あの、巨大なものは……」


「ひぃいえええ!」


すると審査員がそれぞれ慌てたように立ち上がり、恐れおののき後ろに下がった。

中には叫び声を上げ、逃げていくものもいた。

魔導師とは……実に頼りなく、滑稽な生き物だな。


「ちょっ、ニト様?!……あれは一体?!……」


すると冷静だったはずの受付嬢も慌てている。


「なんでもいいって言ったじゃないですか?」


こいつらは俺を審査する気はあるのか?

驚いてばかり、審査しているようには見えない。


次の瞬間、女神が血の涙を流した。

いつものように、涙は瞳から不自然に流れる。

それはまるで、目から雨が降っているようだ。


「ん?」


だが俺はそこで気づいた。


……“ビーカー”がない。


この魔法は、魔法陣の器こと、通称『ビーカー』で対象を閉じ込め、そこに血の雨を降らし、原形がなくなるまで打ち付けるという、そういうものだ。

だが魔法陣がない。

そして涙がいつもならもう止まっていいはずだが、一向に止まる気配がない。

血の涙は執拗に降り注ぎ、大地を真っ赤に染めていく。

どういうことだ?


……。


「…………ああ、そうか。標的がいないからか?」


というより、標的はこの大地だ。

つまり、おそらくだがこの涙は標的を見つけ、それを殺すまで止まらないだろう。

振り続け、そして血は流れ続ける。

降り注いだ血は池となり、やがて目の前に川を作った。


その時、川が“決壊”した。


「あの? もういいですか? 審査する気がないなら、さっさと称号だけもらって早く帰りたいんですけど?」


受付嬢は上空の女神を見つめ、驚愕したまま固まっていた。

審査員たちも同じ表情をしたまま、流れてくる血から逃げるように、後ろへどんどん下がっていく。


「合格じゃあ! もうよい! これで審査は終わりじゃあ!」


その時、一人の老人がそう叫んだ。


「はぁ……はいはい」


俺は無駄に出現させた女神を元に戻す。


「魔導師だか何だか知らないが、女神をなんだと思ってるんだ?」


これくらい言っても罰は当たらないだろう。


「それで? 俺は大魔導師になれるんだよな?」


すると女神が消え、受付嬢が慌てたように答える。


「も! もちろんです。こちらをどうぞ、認定書になります」


こんな紙切れ必要ないが……


「登録が済んだってことでいいんだよな?」


「はい、後日申請しておきますが、審査員の判断により、ニト様は現時点から大魔導師となります」


足元に血が流れてきた。

徐々に水位、いや、“血位”が上がっていく。

それらがすべて、入口の方へと流れていくのだ。

俺は自分の周囲に侵蝕の波動を出し、歩きやすいように血をかき分ける。

まだ膝下くらいだが、いずれ腰までくるだろう。


「じゃあもう帰らせてもらうが、いいよな?」


「どうぞ!……こちらへ!」


すると先程のような落ち着いた振る舞いも忘れ、受付嬢は扉を開けた。

その瞬間、勢いよく血の川が外へと流れ出て行く。


「悪いな?」


「いえ、こちらで処理しておきます」


そして俺は部屋をでた。血の流れと共に。


処理しておく、ということだが、おそらく無理だろう。

これは深淵の血だ。

一滴一滴に俺の意志が宿っている。

俺が侵蝕か何かで消さない限りは消えないはずだ。

あとは蒸発を待つか凝固するのを待つしかない。

特にこいつは、俺に魔法の影響すら与えられなかった訳だしな。

おそらくこれを消すほどの魔法は使えないだろう。


そして廊下を進み、つきあたりの扉を開けた。

その先は皆が待つエントランスルームだが、開けた途端、そこに見えたのは、血に染まった部屋だった。


……なるほど、どうやらどこからか先に流れ出てしまったらしい。

大層な外観ではあったが、“穴”だらけな建物だ。


すると最初に、足元の血に慌てているトアと目が合った。


「ちょっとニト! 何なのよこれ?!」


ネムは楽しそうにピョンピョン跳ねている。

足でバシャバシャと血の上を歩いていた。

服が血で真っ赤だ。


「俺の魔法だ。気にするな」


フランチェスカはドリーに“血”を撮るように命令していた。


「“気にするな”?! 普通、気にするでしょ?!」


トアは何やら俺に怒っていた。


「大丈夫だって、ちゃんと後で洗浄するから」


俺にはスキル『洗浄』がある。


「ニト殿、大魔導師の称号は取得できましたかな?!」


すると遠くから尋ねるウィリアムさん。


「はい、無事もらえました!」


俺は大声で答えた。


「トア、とりあえず外に出よう」


ここでは話しづらい。


そして、入口に近いものから急ぐように外へ出る。

というか、先に出ていれば良かったんじゃないか?

もしかすると、割と早い段階で窓口は血に染まっていたのかもしれない。


スーフィリアは全く気にせず、表情すら変えなかった。

トアは終始、足元の血に嫌悪感を示していた。


俺は教会を出る際、流石に悪いと思い、侵蝕でエントランスルームに浸っている血だけでも消しておいた。だが消した直後から溢れてくる“血の川”。

奥の部屋から掃除しないと話にならないな。だがそこまでしてやるつもりはない。後は自分たちでやってくれ。


魔導師教会はここだけなのだろうか?

おそらくもう行くことはないだろう。

こんな肩書きだけで威張り散らした連中の巣窟になど、もう用はないし行きたくもない。


「はぁ……くだらない場所だったなぁ……」


そして最後に、俺も教会を後にした。

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