【終章(おわり)、の序章(はじまり)】
プロローグ
「──うふふふふ、あはははは」
その時不意に耳朶を打った幼い少女の笑声によって、僕はおもむろに目を覚ます。
夏の盛りの気候のためか、それとも今し方の夢のあまりのおぞましさのせいか、ベッドの上で上半身だけ起こした我が身を包む
この夏の間だけ限定で借りている、こぢんまりとした瀟洒なコテージの窓から外へと見やれば、煌々と輝く月夜の
──そう。僕と最愛の妹である
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