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「休学していたせいか、お前も忘れてしまったようだな
「二十年前、プレジアの
「成程、ではただの馬鹿なのだな貴様等は。風紀委員に求められる素養を
「いやいや――」
「違いますよ」
リアが制するように手を伸ばし、ギリートの前に出る。
「ちゃんと選ばれたんです、私は。風紀委員会の
「黙っていろ女学生。俺は今生徒会長と話を――」
「女学生って言うの止めてください。私は風紀委員長です」
「解ったから黙っていろ。邪魔だ」
「黙りません。その質問は私が答えるべきことです。風紀委員長の選定に会長は関わっていないんですから」
「この女学生を下がらせろ、お前達」
「!」
『はい』
「
ずしりと
その
「『待て』だと?」「貴様、それは私達に言ったのか学生
「
押し黙るアルクス達。
「……『
「――何」
「以前、兵士長が
「………………」
「……私達を子どもと
「――――……」
〝でももう今は変わったんです!! いいえ、変わろうと頑張ってるッ!!〟
(――あの時のアルテアスの小娘と、同じ目をしている)
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